レース前の練習量の調整で悩んでいる人へ | プロトライアスロンコーチ樋口のトビウオブログ

プロトライアスロンコーチ樋口のトビウオブログ

福岡の久留米で初心者から上級者まで指導するプロトライアスロンコーチ、樋口玲士のブログです。

今週末は九州では天草と、長崎の五島でトライアスロンレースが開催されます。

 

1〜2週間前になると練習量を落としたり強度を低くしたりと調整して、疲労を抜いてからレースに臨んでいるかと。

 

でも経験の浅い方はどう調整したらベストなのかよく分からない、という方は結構いらっしゃいます。

 

簡単にできる調整方法として、

 

「練習量を半分にする」

 

とりあえずこれだけでよいと思います。

 

仮に毎日トレーニングしている方なら、2日のうち1日は休養日にしてあげるだけでOK。

 

なおかつ練習量も落として構いませんが、強度はあまり落とさない方がよいと思います。

 

強度が低くなると心肺に負荷がかからなくなるので、心肺機能が落ちます。

 

筋肉は1〜2週間休んでも落ちませんが、心肺機能系は休むとすぐ落ちます。


レース3日前になったらバイクやランは筋疲労が残りやすいので、疲労が残りにくい軽めのスイムリカバリー練習がオススメ。

 

スイム練習の時に25mを3〜4本くらいダッシュして、心拍を上げておきましょう。

 

 

ただロングのレースに出場する方は練習量を落としすぎるとレース本番で意外と動かなかったなんて方も多いです。

 

この辺はその人の経験値にもよりますけどね。

 

 

 

カーボローディングやらスリープローやら、糖質制限やら禁酒やら色々ありますが、

 

レースの度に色々試して、良かったレース悪かったレースを分析し、自分だけのベスト調整法を探してみてくださいね〜。

 

ちなみに僕の場合は、

 

火曜日までは通常トレーニング。

 

水曜日は完全休養日。

 

木曜日はスイムのみ。またはバイクかランを30分程度。

 

金曜日は完全休養日。

 

土曜日はレース会場にて3種目を10〜15分ずつ行なう。

 

といった調整でやっています。

 

もちろん体調次第で変更はします。

 

今日はスイムしかできなかったので、明日は休養日予定でしたが軽くバイクランする予定。

 

疲労が溜まっているのか身体がすごく重いのですが、タイムは普通に良いんですよね。

 

逆に疲労を抜きすぎるとレース本番で意外と動かなかったりのめんどくさい身体なので、

 

ちょうどいいのかも。


テーパリングやピーキングは奥が深い。

{6F78B251-2AEA-4994-95CD-ECD24673D290}


 

天草が楽しみです。天気が良いといいな〜