持戒? 戒律? | 聖地への旅 国立市の旅行会社カイラス

聖地への旅 国立市の旅行会社カイラス

アジアを中心に聖地への旅を案内しています。
小さいけど、心のこもった企画をさせていただきます。

前回、調子にのって「つづく」と書いてしまいました(笑)
あまり理解できてないのがバレバレです。
それに難しい言葉がどうしても多くなり、面白くない。
こんな僕ですが、以前、四国の善通寺さんに2泊3日でお参りしたことがあります。
毎朝、毎日、お経を唱えさせていただきました。
そこに十善戒というのがありました。


不殺生 [ふせっしょう]
不偸盗 [ふちゅうとう]
不邪淫 [ふじゃいん]
不妄語 [ふもうご]
不綺語 [ふきご]
不両舌 [ふりょうぜつ]
不悪口 [ふあっく]
不慳貪 [ふけんどん]
不瞋恚 [ふしんに]
不邪見 [ふじゃけん]


なんだか急に仏教を受け付けない自分がいます。

お寺さんの現代語訳がありました。


仏陀の弟子たる私は、
未来の果てが尽きるまで、
生きとし生けるものを[故意に)傷つけず殺さず、
与えられていないものを自分のものにせず、
よこしまな男女関係を持たず、
(故意に)でたらめを言わず、
無益なおしゃべりをせず、
粗暴な言葉遣いをせず(悪口を言わず)、
他人同士を仲違いさせるようなことを言わず、
物惜しみせず無暗にほしがらず、
どんなときも怒らず、
よこしまなものの見方や考えをもたない。
(という十の善なる戒めを保つ。)


自分を見ると何ひとつ守れてないかもしれないと思います。
実験としては蚊を殺すことをやめてるつもりです。
これはあるお坊さんが「蚊を10年殺さなければ刺されないようになった」と
おっしゃってられてたので試しています。
すでに15年がたってますが、刺されています(笑)
たぶん寝ている間にパチってやってるのかもしれませんね。

ある方に聞いた話しです。
ダライ・ラマ法王がおっしゃられたそうですが、
法王さまはシラスなど小魚は食べないそうです。
シラスもマグロも同じ命で、一口でたくさんの殺生をしたくないからだそうです。

法王さまも生きるには命を頂戴しないと生きていけません。
野菜の命、牛の命、お魚の命を頂戴するけど、できるだけ少なくということなんでしょうね。

十善戒、僕はなかなか守れませんが、少しは近づけたいと思います。

日本では豚肉、牛肉などは食べ物ということだけになって命があったと想像しにくいですよね。
他のアジアだとまだ動物の形が想像できる状態で売っていたりします。
特に鶏は自分たちでさばいたりする国も多いです。



あるお坊さんが言ってられました。
昨日食べた豚さん、今は自分の一部になってるって。