飛鳥時代に建立された世界最古の木造建築&日本で最初の国宝に指定された仏像で有名な法隆寺。
修学旅行ではおそらく時間の関係でしょうが、旅程に組まれていなかったので今回が初めての参拝です。
せっかくなので、説明を聞きながら見て回りたいと思い、ボランティアガイドを利用しました。
いろいろ細かいことを教えてもらえたので満足です。
このボランティアガイドは説明ほしいけど定期観光バスは高くてちょっとなという人にお勧めです。
当日インフォメーションセンターで直接申し込んでもOKですが、
週末、祝日はガイドの手配ができない可能性があるので、事前予約したほうが確実です。
中堂。「4間2戸。重層の入母屋作りの本瓦」とガイドが繰り返しいうので覚えてしまいました。
「柿食えば 鐘がなるなる 法隆寺」
有名な正岡子規の句のなかの「鐘楼」
かつてここにあったお茶屋で鐘の音を聞いたという記念碑が建てられています。
「夢殿」
聖徳太子がすんでいた斑鳩宮跡に遺徳を偲んで建てられた建物。
この厨子の向こうに救世観音菩薩像が安置されているのねと、見えぬ御影を想像しながら
参拝してきました。
金堂の釈迦三尊像は思っていたより小さく、百済観音像は写真で見たとおりの
しなやかな曲線美にうっとりしていました。
残念なのは、ほとんどの寺院、仏閣は建物内撮影禁止で、仏像の写真が撮れないこと。
記憶にしっかりとどめるしかないということですね。