久々の東京のラーメンの話題(地方のは先日紹介したばかり)、目っきり寒くなり特に外に出ている仕事で、ほんの僅かの時間でも暖を取れ、胃の中に温かい物をかつ確実に1000円以内で収まるものと言ったらこれしかないでしょう。
ランナーの方で、カロリー摂取の問題で二ヶ月に1回しかラーメンを食べないと決めた方がいるそうですが、そうしろと言われたら自分だったら確実に走るのをやめてます。
よく行く神田淡路町界隈、ビックアカウントの取引先があるので年末の挨拶に行った帰りに。
前から気になるお店があったので、この日に入ってみました。
「サカエヤ ミルクホール」名前からしてラーメン屋っぽくなく、お店の看板にも「軽食・喫茶」の文字がそのまま残されている。
ここ味と言うよりも、このお店の外観、雰囲気に思わず引かれてしまいます。
以前は、ドリンク類も出していたがメニューを見ると麺類とカレーのみ。
1945年(昭和20年)終戦後すぐ創業のラーメン屋、60年以上も同じ場所に留まり続け、戦後の面影が色濃く残ってます。
味に特徴のあるラーメン屋が続々と新しく出来てますが(中には出来て直に消えて行くところもありますが)長年同じ味をそのまま提供している、これが貴重な存在です。
で、注文したのものままズバリ ラーメン(590円)。
ほうれん草がさりげなく載っているのがいい、色々なラーメンを食べ歩いている方にとっては多少物足りない味に思えるかもしれないが、こうゆういかにも元祖ラーメンという感じもたまには良いのでは・・・。
入ったのは昼過ぎで、すでに14時ちゃかかったせいか他にお客さんが2人のみ、お店のおばちゃんもちょうど食事中。
テレビを見ながら他の客と会話を交わしている、これも今のラーメン屋にはない雰囲気です。
このお店のいかにも昭和中期と、いう感じを残したのがたまりません。
いつまでもこの感じを残してもらいたい店の1つです。