ヴージョ 1er Cru
レ・ペティ・ヴージョ 1996
ドメーヌフーリエ
2週間ほど前から体調が良くなくてお酒を控えていた。
やっと気分よく飲もうと言う気になったので、好きな
ブルゴーニュを開けた。フーリエのこのワインは当時は
余り見かけなかったような気がする。最近特に評判のフーリエ
20年の時を経たワインのお味はどんなものだろうか?
抜栓する時に不覚にもコルクを切ってしまった。
再度差し込むと事なき得た。古酒の宿命とも言えるか?
開けると熟成された芳醇な香りが飛び交う。
なめし皮、樽香、プリン、葉巻、そんなところだ。
色も透き通ったルビーで美しい。もうそそられて来る。
舌に乗っかる瞬間力強くアルコールがアピールする。マダマダ
何年でも熟成しそうだ。タンニンも奥で効いているようだ。しかし
その後の旨味が集団で来るには参ったぁ~。いやぁ~ワインは
やっぱり旨い。思わず声に出てしまう。嘗て師匠がビロードのような
とか絹のような、とか言ってた感覚が分かった気がする。
今日は息子のリクエストで近くにできたピザ屋から一枚出前を
お願いして食べた。これもワインに合ったのだろう、彼は
ペロリといったみたいだった。
やはり健康でグッドなワインが飲める時、最高だ。