（腰痛対策１）
筋肉性の腰痛の多くは「脊柱起立筋（せきちゅうきりつきん）」が何らかの原因で損傷したり凝り固まって発症します。
この筋肉は複数の筋肉の総称で名前の通り背骨を起し、姿勢を維持する働きを持っています。場所は首から骨盤まで背骨の両側を複数の筋肉が縦走しています。
慢性的な腰痛では肩こり同様、日常での不良姿勢や身体の歪み、同じ動作の繰り返しなどが原因でこの筋肉に疲労が蓄積し症状として現れます。やはり腰痛の改善、予防のためにも正しい姿勢でいることが大切です。
また腰を丸めた姿勢で長期間デスクワークを行っていると腰椎椎間板ヘルニアになるリスクが高くなります。
この筋肉は横になっているとき以外は軽くではありますが常に緊張している筋肉なので今からご紹介するストレッチを寝る前に行い一日の疲労のリセットをしていただければと思います。また「脊柱管狭窄症」「腰椎すべり症」「腰椎過前弯」の方には特に効果的なので毎日の習慣にしてください。
動作は先ずベッドや布団などに仰向けに寝ます。次に両膝を曲げその膝を腕で抱えます。
そして腰や股関節に痛みが出ない所まで膝を胸に近づけます。ただこれだけです。
この状態を２０から３０秒維持します。
注意点は呼吸を止めない、頭は上げないで枕や布団などに委ねる、朝は行わないという点です。
このストレッチは腰椎椎間板ヘルニアの方、ストレッチを行うことによって腰痛になる、悪化するという方には不適用なので行わないようにしてください。
よくわからない方は無理をせず、お気軽にご相談ください。
古屋 成悟
他のスマートエクササイズはこちらから
スマートエクササイズ
豊洲カイロプラクティック
〒135-0061
東京都江東区豊洲４－１－２ＴＯＳＫビル３０２
☎ ０３－３５３６－７８７９ （予約制）