比較の基本の応用 その1の解答編 | 「とよくん塾」高崎駅徒歩1分の塾!吉永豊文の個別・少人数の徹底指導(自作テキストとメソッド)で、夢を実現!口コミで噂の塾!

比較の基本の応用 その1の解答編

どうもです。高崎の塾講師吉永豊文です。


お待たせしました!比較の基本から分かること、の解答です。

比較を不等号で捉える考え方で説明していっております。

と言われて、よく分からない方、復習をしたい方、こちらをどうぞ。
復習その1
復習その2

では、始めましょう!

①He has no more than 100 yen.

これは、比較級を使っていますが、比較をしているわけではありません。
(100円と比べるべき対象がありません)

しかし、これまで説明した不等号の考え方が適用できますので、例として出しております。

とりあえず、彼はいくら持っているでしょうか?(この質問が抜けていました、すいません)

no+比較級は「イコール+逆イメージ」でしたね。

「イコール」なのですから、持っているのは「100円」です!


では、その金額は多いですか?少ないですか?

「逆イメージ」ですね。

moreは、多いですか、少ないイメージですか?

そうですね、多いイメージです。

では、その逆イメージは?


そうです。「少ない」イメージです。


では、それを加味して訳してみましょう。
=100円+少ないイメージ

彼は100円しか持っていない。


②He has no less than 100 yen.

もう逆のことを考えれば良いだけですね!!

彼はいくら持っているでしょうか?

no lessでも、no+比較級は「イコール+逆イメージ」です。

「イコール」なのですから、持っているのはやはり、「100円」です!

no moreでもno lessでも結局持っているのは100円なのですね!

ここで、ちょっとlessについての注意点ですが

普通の比較級にする場合は、音節が多いとmoreをつけ、少ないとerを付けるというルールがありますね。

音節で言うと分かりづらいかもしれませんので、文字数が少ないkindなどはkinderになり、文字数が多いbeautifulなどは、more beautifulになる、ということですね。

しかしながら、lessを付けたい場合、つまり不等号「<」を使いたい場合は、「どんなに短い形容詞でもlessをつける」ということです。

less kindにします。 less kinderにしないように、注意しましょう!

比較に相当する表現を2つ重ねてしまう選択肢

more kinder, as kinder, less kinder, more prefer等

は比較の間違い選択肢でよくあるパターンですよ。



戻ります。

その金額は多いですか?少ないですか?

もう大丈夫ですね、逆イメージです。

less 「少ない」の逆なので「多い」です。


では、それを加味して訳してみましょう。

彼は、100円持っている。 ですね。


③は、少々長くなるので、また次回です。

かなり比較はシンプルなのだとお分かりいただけると嬉しいです!!


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