2014-2015シーズン版パウダーボードの選び方6 -番外編パウダーギア-
今回はボードではなくて、バックカントリーを含むパウダーを滑りに行く時の装備のうち
来期オススメのギア達を紹介しようと思います。
<ビンディング>SP
Brotherfood 定価:38,000円(税別)
Core 定価:34,000円(税別)
Townpumpで一番人気のSPのビンディング。
ワンタッチでビンディングの脱着ができ、ハイバックを倒した際にアンクルのベルトも跳ね上がるためパウダーの中でビンディングをはめる際も足入れが非常に簡単で、少々雪が詰まった状態で足入れをしても最悪ハイバックだけ上げてしまえばとりあえずは滑り出せるため、パウダーからの脱出が格段に楽になります。
最悪、かかと側が埋まってハイバックが倒せない状態になってもアンクルベルにはラチェットが付いているため普通のビンディングのように脱着することもできます。
とにかくパウダーで転んだり、緩斜面で止まったりして埋まった際の脱出能力の高さは
ダントツのビンディングです。
ダントツのビンディングです。
<ブーツ>
DeeluxeSpark Summit 定価:82,000円(税別)
Spark XV 定価:57,000円(税別)
Independent BC 定価:57,000円(税別)
いずれのモデルも登山靴と同じビブラムソールにワンタッチアイゼンも取付可能になったバックカントリー用のブーツです。
Spark Summitはアンクル部分をBOAを使ってワイヤーで締めあげるタイプで、アウターシェルに本革を使用しアウターも履き混んでいくことによりなじんでき、インナーにも防水素材のシンパテックスを使用し、より防水性を高めてあります。更にソールも低温下の氷や濡れた岩の上でも滑りにくいVibram Ice Treckソールが使用され、バックカントリー用のモデルの中では最もハードに斜面を攻めたい人向けのモデルです。
Spark XVは来季大きくモデルチェンジされるモデルでアウターシェルが全面的に改良され、今季Townpumpで大好評だったDeemonと同じアンクルのみを独立で締め上げることができバックカントリー用のモデルの中では多くの人に扱いやすくちょうどいいモデルだと思います。
Independent BCは伝統的な紐で締め上げるタイプのモデルで、シェルも上記3モデル中もっともソフトに仕上がっており、より積極的に地形を使った滑りやトリックをやりたい人向けのモデルです。
<その他ギア>MSR
ライトニング アッセント 定価:38,000円(税別)
ライトニング エクスプローラー 定価:36,000円(税別)
来期モデルチェンジするMSR定番スノーシューのライトニングシリーズ。
デッキ素材の変更等の変更があるにはあるのですが、
それよりも来季からは現在発売中のアクシスに変わりエクスプローラーが登場します。
それよりも来季からは現在発売中のアクシスに変わりエクスプローラーが登場します。
このエクスプローラースノーシューのビンディング部分にスノーボードのソフトビンディングと同じラチェット機能のついたベルトで固定するようになりより楽にスノーシューの脱着が可能な来季注目のモデルです
ライトニングアッセント
ライトニングアッセント
ライトニングエクスプローラー
Revo アッセント 定価:32,000円(税別)
Revo エクスプローラー 定価:28,000円(税別)
Revo トレイル 定価:24,000円(税別)
MSRが来期リリースする大注目の新モデルRevoです。
写真を見ていただければ分かるかと思いますが、今まで発売されていたライトニングとEvoを足して2で割ったようなポリカーボデッキととスチール刃を組み合わせ、これまでのEVOにライトニングの様なトラバース能力を追加させた様なモデルで、値段もお手頃な価格帯に設定されており非常にコストパフォーマンスが高いスノーシューです。
Revoシリーズもライトニングシリーズと同じバンドで止めるタイプのアッセント、ラチェットベルトで止めるタイプのエクスプローラーに加え、ヒールリフターがなくバンドで止めるタイプのトレイルの3種類のモデルがリリースされます。
K2SPEEDLINK POLES 定価:12,000円(税別)
このポールの特徴は4節設計になっており最大長130cmのポールが収納すると
なんと全長33cmまでコンパクトにすることができることです。
なんと全長33cmまでコンパクトにすることができることです。
そのため滑走中等ポールが必要ないときの収納が非常に楽で、グリップ部には傾斜計もついています。
RESUCUE SHOVEL PLUS ICE AXE 定価:12,000円(税別)
RESCUE SHOVEL 定価:6,500円(税別)
RESUCUE SHOVEL PLUS ICE AXEは更にショベルの先端に
付属のアタッチメントをつけることでピッケルにもなります。
付属のアタッチメントをつけることでピッケルにもなります。
BACKSIDE FLOAT BAG 15L 定価:103,000円(税別)
BACKSIDE FLOAT BAG 30L 定価:117,000円(税別)
今期から一部のメーカーから日本でも発売されていましたが、
来季は本格的に各社からリリースされ日本に上陸する雪崩用エアバッグがついたバックパックです。
来季は本格的に各社からリリースされ日本に上陸する雪崩用エアバッグがついたバックパックです。
エアバックは圧縮空気で開き、圧縮エアシリンダーはK2/BCA認定リフィルに簡単に詰め替えが可能になっており、エアバック自体も展開後ユーザーによって簡単に再収納できるようになっていますので、車のエアバックのように「一度開いたら大変なことに...」ということにはならず、安心して長く使っていただけます。
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