ストーブ列車がバーやシアターに様変わり
東奥日報社「夜汽車バー」「夜の客車シアター」と銘打ったイベントは、同社とイベント企画会社「ミミック」が企画。ホームに停車した2両の車両が会場となった。
バーでは、青森市のバーテンダーKENTAさんが腕を振るい、日本酒をベースにした、青色が鮮やかなオリジナルカクテル「碧霄夜(へきしょうや)」などを提供した。
石炭をくべただるまストーブで車内はぽかぽか。五所川原市内から知人4人で訪れた久末武彦さん(63)は「初めてカクテルを飲んだが、日本酒は感じられず飲みやすい。もう3杯くらいはいけそう」と顔を赤らめていた。
ノンアルコールカクテルを頼んだ橋本美希さん(22)は「すっきりしたリンゴの味でおいしい。電車の雰囲気もいいですね」と楽しそうに語った。
シアターでは津鉄にまつわる懐かしの映像などが上映され、来場者が見入っていた。