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スポーツトレーナーの松木陽康です。

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今日のテーマは、これ!



【伸展感覚と屈曲感覚】




歩くときや走るときの接地脚は、膝を伸ばすのではなくて、曲がるようにして動かしたい。
しかし、伸ばす感じで進む方が多くおられます。

歩くことは移動手段のひとつです。

私たちは、生まれて、ハイハイして、誰にも教えられずに歩けるようになりますが、歩きを教えられる場所がありますよね。
そのひとつは、学校です。
運動会などの行進で、ももを高く上げて、地面を踏み、膝を伸ばします。

陸上ドリルも、ももを高く上げて、接地脚は地面を叩き膝を伸ばします。

また、ウォーキング教室なんかは、膝を伸ばすような歩き方をします。
これは、パワーウォーキングで筋力を使って歩く方法です。
簡単に言えば、エクササイズウォーキング。
だから、長く歩くための方法ではないですね。

こういったことから、膝を伸ばす感じが身に付き、そういうイメージで動いているのかもしれません。
これらは、伸展感覚の動きです。

立った状態から、1m程度を1歩前に進めるとき、つま先で地面を蹴り、膝を伸ばす感じで上に伸び上がって進むのも、伸展感覚。
禁止されたウサギ跳びも、膝を伸ばして進む伸展感覚。
 

この伸展感覚の反対になる屈曲感覚では、膝が曲がって進みます。

足が速いと言われる人たちは、膝が曲がって前に進んでいます。
これは、スポーツ科学でもわかっていることです。

筋力が少ない赤ちゃんが歩くときは、伸び上がれないので伸展感覚ではなく屈曲感覚で進みます。
前に倒れる感じです。

1m程度を1歩前に進めるとき、踵が踏まれ、膝が曲がり、落下するような感じで進むのは屈曲感覚。

ウサギ跳びなんかも、膝が曲がって動いたほうが効率がいいです。

前に進むとき、伸展感覚よりも屈曲感覚のほうが負担が少なく効率よく動けると感じます。





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