17 激痛再び! | Toshieのブログ②

Toshieのブログ②

2013.6 〜
境界悪性卵巣腫瘍の手術と経過観察、子宮筋腫の経過観察と治療について。

2016.9 〜
子宮筋腫の手術と経過観察について。

2024.1 〜
子宮内膜症と貧血治療などについて。

心と身体と傷痕について綴ってます。

6/22



一週間振りにお腹の激痛で目が覚めた。



前回同様しばらくすると痛みは落ち着いた。



この日は友達と約束していたし、どうしても行きたい場所へ行く事になっていたので

ギリギリまで迷ったけど、家を出る前にロキソニンを飲んで、おっかなびっくり出掛けた。


道中の痛みはそれ程でもなかったんだけど友達と合流して目的地へ出発する頃から再びお腹が痛みだした。



友達の手前、ヤセ我慢しまくっていたんだけど本当はメチャクチャ痛かった。


ちょっと動くだけで痛いし痛くて歩けないどころか身動きすら出来ないし。。


病院へ行った方が良いんじゃないかって思ったんだけど、でも手術前にどうしても行っておきたい場所だったから

もう一度ロキソニンを飲んで、しばらくすると痛みが少し落ち着いたので車は友達に運転してもらって出発した。




今になって思えばバカとしか言えないんだけど、あの時は大丈夫だと思ったんだよね

前にも似た痛みはあったし、しばらくすれば痛みはなくなっていたから。


でも痛みの度合いは今まで経験した事が無いくらい痛かったのに大丈夫だと思っちゃったんだよね。。





本当、バカ。





卵巣が大きくなっているせいで膀胱が圧迫されて、お手洗いが近いアタシ。



トイレ休憩のために車を止めて貰って、シートから立ち上がると痛くてしばらくそのまま動けなくなって。。


でも痛みの波が治まると何とも無くなるのでトイレを済ませて再出発して

途中で寄り道してお昼ゴハンを食べていると再びあの痛みが。。



今度はテーブルの縁を強く掴んでいないと耐えられないような強い痛みが襲ってきて

でも波が治まると痛くも痒くもなくなる。。を何度か繰り返していた。




食欲はあるので痛くなければお昼ゴハンは普通に食べられちゃうくらい普通なんだけど

一度痛みだすと痛くて身体が震える始末で、ついに耐えきれず


『病院行っても良い?』 と切りだすと 『〇〇はいつでも行けるんだから当たり前でしょ!』 と



目的地を目前に車はUターンして来た道を戻る事に。





病院へ連絡をして症状を話すと腫瘍の大きさを聞いた看護士さん?が

『14センチ?!14センチですか??』 と、妙に驚いていたのが予想外で面白かった。



病院には遅くても一時間半位で着くと連絡していたんだけど予定外の渋滞にハマってしまって

その間も何かに捕まらないと耐えられないような激痛の波は幾度となく繰り返し、痛みの間隔も短くなり

その度に助手席で小さな悲鳴をあげるアタシを友達はどんな思いで病院まで送り届けてくれたんだろう?


自分自身も不安だったし、コレでアタシが黙っちゃったら運転してくれている友達も

きっと不安にさせちゃうと思って痛みが弱まるタイミングでひたすら喋り続けたアタシ。



友達もアタシが落ち着くようにかアタシの好きな曲を流し続けてくれていた。




病院へ着いたのは連絡してから2時間後で、着く頃には息が上がって軽い酸欠を起こしていた。



でも、病院へ着く頃にはあんなに痛かったはずの痛みは少し落ち着いていたので

救急外来でフラフラになりながら受付を済ませて診察を待つ間に救急車が到着したり。。


そんな状況を冷静に見れている自分がいて少し安心した。





それでも呼吸は相変わらず早くて、顔の側面や手足が痺れていた。


だけど、どれだけ時間が経っても激痛の痛みの波は来なくて

朝からのあの激痛は何だったんだろうと思いながら先生に経緯を話した。




身体の痺れは呼吸が浅くなっているせいで身体が酸欠を起こしているからだと言われた。


診察の結果、一番恐れていた破裂はしていないと言われて安心した。


緊急手術の必要はないと言われて血液検査の結果が出るまでの間、ベッドで休ませてくれた。




念のためにした血液検査だったけど、細菌感染もしていなかった。



考えられる原因として、体内で動き回る卵巣の位置が悪いと卵巣の重さで他の臓器が圧迫されて

本来なら体外に排出されるはずのガスや老廃物の通り道を卵巣が塞いでしまって

行き場を無くしたガスや老廃物がお腹の中を圧迫して痛くなる症状があるので、ソレではないかとの事。



確かに病院に着いて車から降りた時にお腹の中で卵巣が動いたのは解ったし

救急外来の待合室に行く前に寄ったトイレでオナラが出た、その後は痛みが落ち着いた。




痛い時はそんな事は考えられる余裕が無かったけど

痛みが無くなって冷静に考えると痛みの種類?は確かにお腹を壊した時の痛みに似ていたような。。


そんな気がしたりしなかったり?(言われたから思うだけかも知れないけど)




でも、日替りで形を変えるアタシのお腹は記録用の写真を見ると

お腹が痛くなった日のお腹の形はほとんど同じ形をしていた。




手術までの残りの期間は卵巣の位置も気を付けないと。。





痛みが無くなっていつも通りに戻ったアタシを見てホッとした顔の友達の顔にホッとした。



『とんでもない目にあわせちゃってごめんね。。』



なんて謝ると、笑ながら痛がるアタシを横に乗せて運転している時に考えていた事を話してくれた。

アタシが喋り続けていた理由も全部お見通しだったみたい。




オナラって重要なんだね!!って言って笑ってた(笑)




申し訳ないような、嬉しいような。。






ありがとう。









にほんブログ村 病気ブログ 卵巣腫瘍・卵巣のう腫へ
にほんブログ村