広報で住民とのコミュニケーションを変え、まちへの意識を変える〜三芳町の広報誌のチカラとは | いろいろが、彩るまち。小金井市長 白井亨(元小金井市議会議員)blog    <※2022年11月2日までは市議会議員としての記事です>

いろいろが、彩るまち。小金井市長 白井亨(元小金井市議会議員)blog    <※2022年11月2日までは市議会議員としての記事です>

第一子誕生をキッカケに地域に目を向け色んな「縁」のおかげで地域に生きる“日常の豊かさ”を実感。2013年市議会議員初当選。2017年市議選でトップ当選、再び市政の最前線へ。2022年11月27日市長選挙75%の得票、当選!市長となる。

市の広報誌(小金井でいえば市報)、どれだけ読んでますか?また、読んでて面白いでしょうか?市報なんだから文字情報が網羅された掲示板みたいなもんだよ、とおっしゃる方もいるかもですが、小金井市の市報はそんな感じですね。

 

ただ、ここで紹介したいのは「雑誌」みたいな広報誌です。

 

そして、そこに住む方が「毎回楽しみにしている」と言わせる広報誌があるんです。

 

それは、埼玉県三芳町にあります。

全国広報コンクールで内閣総理大臣賞を受賞、その広報誌は凄いです。

 

広報のあり方で、市民とのコミュニケーションを変えることができます。

 

 

私も以前公共コミュニケーション学会で知り合ったこの三芳町の広報担当の職員の佐久間さんがその仕掛け人です。

 

 

このたび、日テレの「every.16」に取り上げられた映像を見てもらいたいです。

「自治体の広報誌、みなさんは読んでいますか?今、ある町の広報誌が、住民に愛され注目されている。それは、驚きの広報誌だ。仕掛け人は、元バンドマンの町職員。アイデアあふれる彼の活動を追った。」

<日テレ>「every.16」

http://www.ntv.co.jp/every/sixteen/743273.html

 

 

企画も撮影も執筆も編集もデザインも全て自分でやるというから、なかなかコレを真似することは容易ではありませんね…。もともとそういう仕事をやってきた人ならまだしも。ただ、この佐久間さんも元バンドマンで、編集仕事は未経験。撮影機材なんかも自前で購入し、作成しながらスキルを身につけたというから凄いです(そこを職員に強制できないし、そこが真似できないポイントかも)。

 

そして、住民の皆さんを「巻き込む」というやり方が秀逸だと思っています。住民の写真を自ら撮影し、それをふんだんに使うことで、気がつくと住民もこの広報誌作成に参加していることになります。これが大きなポイントでしょう。

 

 

以前、直接頂戴したその三芳町の広報誌。特に特集記事の秀逸さが話題になりました。

 

 

認知症について、とても分かりやすく特集しています。

 

 

何かの専門誌?と思ってしまうほど完成度の高いページです。

 

 

 

・・・我が小金井市は広報機能がとっても脆弱です。ホームページの所管を持ってないし(情報システム課が持っている)、広報をどう体系的に実行していくか、の考えが皆無といえます。これまでやってきたことを丁寧に実施することは必要ですが、それだけでは不充分です。

 

 

広報活動が、ただ漫然と作業をするだけになってませんか?

 

 

 

「町に恋してもらうのが広報」というポリシーが素敵ですね。

 

市にノウハウがないなら、外部(民間)の人に一定期間来てもらってノウハウを吸収するくらいやったほうがいいと思うんですけどね…。

 

 

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