先日のスポーツ紙の記事より。
<以下、要約>
日本モーターボート競走会は中村 亮太(32)=長崎=を12カ月間の出場停止処分としたことが分かった。
同選手は2月3日に長崎県・大村ボートレース場で行われた第40回笹川賞競走のファン投票イベント中、投票用マークカードに自身の欄をマークしたものを配布した。競走会では褒賞懲戒審議を2月25日に開催、この行為が業界の信頼を失墜させるものとして同選手を2月26日以降12カ月間の出場停止処分としたもの。これに加えて日本モーターボート選手会でも同選手に対し12カ月間の自粛欠場を勧告しており、合計2年間の出場停止処分となる。
昨年の暮れに横西 奏恵が電撃引退したが、
(そのずっと前の話にになるが、横西と佐々木が離婚、その数年後にに山崎 智也と再婚もビックリしたが・・・)
それ以来の衝撃だった。
横西は旦那と子供のことを考えて主婦業に専念したいということで
しかも引退レースやセレモニーを一切やらずに艇界を去った。
去り際も控えめで彼女らしい決断だった。
しかし、今度の中村の件は明らかに不祥事である。
皆さん、この件どう思う?
早速、大村ボートの関係者に連絡を取って当時の状況を聞いてみた。
関係者との約束なのでここでは詳しく書くことはできないが、
「故意」か「過失」かという点で判断すれば、明らかに故意と捉えざるを得ない状況だったという。
そこ(つまり、大村の笹川賞競走のファン投票イベント)に居合わせたファンからも、
いったいどういうことやということで、苦情や相談が集中したらしい。
ワシも先日の大阪出張の際に住之江で同じイベント(笹川賞イベント)をやっていたが、
ゆうこりん(大原 由子選手)も「ぜひ、大阪の選手に投票してくださいね」と言っていた。
アクアライブステーションに東京の中野 次郎がゲスト出演していたのだが、
「ぜひ、(僕を)応援してください」と言っていた。
(話が彼方此方飛んで悪いが、中野は先日某モデルと結婚を発表。確かにイケメンだ、中野は。)
この程度のことであれば全く問題ない。
ただし、今回の中村の件はいわゆるカンニングみたいなものなので、
「やっちまいました~」みたいなノリとは違う。
ファンを舐めていると言われても仕方のない行為。
「故意」だもんなぁ。
でも、近くに関係者もいただろうに。
それはやってはダメよと制止することで防げたんちゃうかなぁ。
「今回の処分は厳しすぎるんじゃないの?」という意見も少なくないはず。
今回の中村の件だけでなく、
艇界には最近でも「やっちまった」と言われても仕方のない行為をしている選手もいる。
規定外の工具を持ち込んだ選手だっていると聞いている。
中村は整備違反とかをやっちまって追放されるわけではないので、
名誉挽回は十分に可能だと思う。
福岡支部のA1級選手H選手も以前持ち込み禁止の情報端末(ザウルス)を選手宿舎に持ち込んだのが発覚して即日帰郷。
今回と同様の処分でやはり数年間出場辞退を余儀なくされた。
その事件の場合は、仮に本人の「過失」であっても許されるわけはなく、
妥当な処分だと思った。
ただ、その後彼は復帰して現在でもしっかり活躍している。
彼も大変だっと思う。
当時のマクールにも、彼の「懺悔記事」みたいなものが掲載されていた。
中村は個人的には好きな選手の一人。
練習も熱心で、レースでもフェアプレーをする。
記者受けもよく、ファンに対しても礼儀正しい。
事実上の首だと捉えるむきのあるが、
ぜひ戻ってきてほしいと思っている。
でも、ちょっと厳しくないか?
2年間の出場禁止処分。
皆さん、どう思う?
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