元々、この地には、女性のシモの部分にそっくりな根元をもった大きな榎があったと言います。この社名はまさに、その名の通りです。で、なんだぁ、それだけの話？ってな訳ではありませんで、ここで、四谷に住む大工がとんでもないことをします。なんと、その根元の部分を自分の女房の部分にそっくりに加工してしまったのです（って、いや～、本当かどうかは分かりませんが、アホな奴はおるもんですね：笑）。というか、分かるの？とも言いたくなるが、これが祟ったか、大工の女房は、シモの病気に掛かってしまいます。
大工は、これは「榎の祟りや～」ということで、岩屋に祠を造って祀ったと言います。そして、榎神社として祀るやいなや、女房の病気はすぐに治り、以降、女性のシモの病にご利益のある神社として信仰を集めたそうな、チャンチャン。というオチです。
神社をいろいろと見て行くと、男根崇拝もそうですが、結構、シモにまつわる神社も少なくありません。多くは、安産祈願、子授かりといった目的にそったものとなりますが、性病もまた、昔よく見られた問題のひとつでもあります。あまりおっぴろげに言えるものではありませんが、オモシロい神社のひとつではありますね。
ということで、昨日の極小の二宮尊徳像のありかですが、こちら、お万榎稲荷神社が正解です。かな～り精巧な作りで、個人的には、ちょっと欲しいなぁと思っちゃいましたね。
★お万榎稲荷神社
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