Natural Bone Japanese

日本の素晴らしさを考えてみるブログ!


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さて、神社をみていると実に多くの歴史、ドラマを見る訳ですが、中でも、人間の想いの強さを感じさせるのが、「人柱」という行いです。ただ、ここで言う「人柱」は生け贄的に、無理矢理人命を捧げられたという類いの話ではなく、自らが名乗り出て、その命を捧げ、天変地異をおさめるというものです。ちょくちょく、データベースをまとめあげていると、実は、ちょいちょい、この人柱に感謝の念を捧げて、神社を建立するというパターンが少なからず存在します。今回は、その神社の例を取り上げてみたいと思います。

場所は、宮城県の仙台市若林区。今回の地震によって、被災したエリアでもあります。ここに、小さな社、古城神社(ふるしろじんじゃ)という神社があります。これは、かつての地形が、水害に見舞われた不幸な土地であったことに始まります。ここでは、洪水の度に、水の流れが変わり、その水害に村人たちは常に怯えながら生活をしていました。

$東條的世界最古の国へようこそ-古城神社

そんな頃、遠行聖人と呼ばれる行人(ぎょうにん)。いわゆる、仏教の修行者が、五ッ谷という地にひっそり暮らしていたのですが、その行人は、この水害から村を守ろうと、一人、人柱になることを決意します。そして、村人たちに、行人は、こう言うのでした。「私はこの水害から村を守るために、土中に生き埋めになりましょう。そして、その土中から鈴を振り続けるので、その鈴の音が、21日間、鳴り続くことができたら、あなた方の願いは必ず達せられるであろう」と。

そして、行人は、その言葉の通り、自ら生き埋めになったといいます。村人たちは、水害の及ばぬ土地となるよう、毎日祈りを捧げ、土中に青竹の節を差し込み、毎日、その鈴の音に耳を傾けたと言います。結果、鈴の音は、日に日に弱くなりながらも、21日間鳴り続け、なんと、その年の秋には、大水が出て、河の流れが変化し、土地も肥沃な土地に変わり、水害の危機を脱したと言います。これを受け、村人は、行人の大恩を忘れまいと、塚を築き、そこに出来た神社が、この古城神社ということです。

何とも、ディープな話ではありますが、仏教の修行者が死後祀られて神社になるというのは、日本の神仏習合のまさに象徴であるような気がしないでもなりませんね。唯、神道は、人を祀る側面が非常に大きいので、仏を祀る仏教では、このような祀られ方は難しいのでしょうね。

同じく、神奈川県の川崎市に鎮座する女体神社でも、洪水が頻発することに苦慮した挙げ句、水神の怒りを鎮めようと一人の女性が身を投じる大女様(おおめさま)伝承などがあります。ただ、この場合、元々、日本武尊(ヤマトタケル)が、東征のために、三浦半島から房総へ向かった際に、ヤマトタケルが、海神を怒らせてしまい、その怒りを鎮めるために弟橘媛命(オトタチバナヒメ)が、自らの身を捧げて怒りを鎮めた話が古事記などにも残っており、こうした事例が先行し、海神や水神の怒り=洪水を鎮める行為として、こうした命を捧げる行為が、背景要因として尊ばれていたという可能性もあり得ます。そもそも、神様の数え方が、「柱(はしら)」となりすので、こうした人柱というのは、そういう意味では、神道、神社にも非常に深い考え方であることが推察されます。また、このあたり、吉田新田のお三の人柱伝説あたりも関係してくるだけに、そこは改めて、探求してみましょう。

勿論、こうした伝承もある種、昔話と一緒で、ある事象を間接的に伝えるために用意された風刺である可能性もあります。ただ、少なくとも、かつて、その土地にどういう問題があったのか、その土地本来が持つ意味を知る上でも、非常に貴重な資料であることに変わりありません。皆さんの地元にも、そんな地元の英霊を祀る神社はあるでしょうか(いや、多分、あると思います)。何かあれば、教えて頂きたいですね。あ、因に、こちらの女体神社は、こうした所以もあって、女性の悩み解消というご神徳があるとされています。気になった方は、一度、参拝されてみては如何でしょうか。古城神社は写真募集中です(笑)。

★古城神社
http://jinjajin.jp/modules/newdb/detail.php?id=7145
★女体神社
http://jinjajin.jp/modules/newdb/detail.php?id=2481

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