横須賀美術館・常設展を観てきました。観に行ったのは、3月8日のことです。もう2カ月以上経ちました。
開館記念展は、観に行きました。横須賀美術館の他館と比較して素晴らしいところは、言うまでもなくそのロケーションです。それから山本理顕による他に例を見ない美術館の設計です。
横須賀美術館は横須賀市制100周年を記念して、2007(平成19)年4月に開館しました。開館を機に、美術館が所蔵する作品の中から代表的な作品を一作家一点選んだ所蔵作品選「横須賀美術館コレクション150」を敢行しました。10年近くを経て、開館後に収蔵した作品を加えて改訂を行った「横須賀美術館コレクション選」を刊行しました。
開館時約4500点だった収蔵作品点数は、現在約5000点です。
作品購入は2006(平成18)年を最後に中断し、近年は寄贈のみの収集となっています。
横須賀美術館では、以下の収集方針に基づき現在も作品の収集を行っています。
1.横須賀・三浦半島にゆかりのある作家及び作品
2.「海」を描いた作品
3.日本の近現代美術を概観できる作品。
横須賀美術館では、本館1階で企画展、地階で所蔵品展、谷内六郎館で週刊新潮表紙絵展を開催しています。
以下、「横須賀美術館コレクション選」に従って、僕の基準で12点を選んでみました。もちろん中村彝の「少女」は横須賀美術館では別格で、何度観ても素晴らしいと思います。
2015年11月発行
編集:横須賀美術館
制作:印象社
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