虎屋東京ミッドタウン店で「みらいの羊羹~わくわくシェアする羊羹~」展を観た! | とんとん・にっき

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虎屋東京ミッドタウン店で「みらいの羊羹~わくわくシェアする羊羹~」展を観てきました。毎回意表を突く、アイデア満載の企画展です。今回はまさに虎屋らしく、「羊羹」をテーマにした展覧会です。3人のデザイナーがそれぞれ提案をしていて、面白いです。


“みらい”の羊羹~わくわくシェアする羊羹~
開催期間/2015 年4月1日(水)~8月3日(月)
開催場所/とらや 東京ミッドタウン店内 ギャラリー 

東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア地下1階)
開催時間/11:00~21:00(店舗営業時間と同じ)


とらや 東京ミッドタウン店ギャラリーが、2015年8月3日(月)まで、企画展「“みらい”の羊羹~わくわくシェアする羊羹~」を開催。羊羹を大勢で楽しむ、「ちょっと未来の」暮らしの場面を想像することで、和菓子が身近に感じる機会を提案する。ifs 未来研究所をパートナーに迎え、須藤玲子氏、グエナエル・ニコラ氏、渡邉良重氏の3名のクリエイターとともに、「ちょっと未来の、和菓子のある暮らし」を思い描いた、あたらしい羊羹を製作した。須藤氏が製作したテキスタイルデザインのように、切り分けるとモダンでグラフィカルな柄を表した羊羹。建築、プロダクトなどのデザインを手がけるグエナエル ニコラ氏は扇状に広がったスティックタイプの一口羊羹を作りあげた。アートディレクターである渡邉良重氏が製作したのは、カラフルなパーツが入った透明な羊羹だ。切り分ける場所によって異なる絵柄が現れ、物語のように、想像を膨らさせる。見た目も楽しみ方も、それぞれ異なる魅力を持つ3種類の羊羹に、「わくわくシェアする」喜びという共通の思いを込め、それぞれの羊羹を、食べるシーンの提案とともに紹介する。これまでの羊羹のイメージを覆すような、スタイリッシュな羊羹に会いに行こう。


店舗ファサードに開けられた小さな小窓


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壁面のイラストと、販売されている小物類


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販売されている小物類


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カラフルなパーツが入った透明な羊羹。切り分ける場所によって、異なる絵柄が現れます。「物語を連想させる絵柄」が手前と奥で重なって見えるので、ちょっと想像を巡らせて言葉を紡いでみる――楽しい会話が広がりそうです。

渡邉良重:アートディレクター


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切り分けると、モダンでグラフィカルな柄が表れる羊羹。テーマは縞。円環や四方形に並べてみると、縞と縞がつながり、布=テキスタイルのような表情が広がります。並べた光景を楽しみながら、わいわい皆で味わう羊羹です。

須藤玲子:テキスタイル=布のデザイナー


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扇状に広がったスティックタイプの一口羊羹。華やかさと斬新さを併せ持ったユニークな存在です。気楽につまんでいただける、立食パーティーの席などにぴったり合う羊羹です。

グエナエル・ニコラ:建築、インテリア、プロダクトのデザイナー

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「虎屋ミッドタウン店」ホームページ


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