丸ビル・マルキューブで「アーキニアリング・デザイン展2011」を観た! | とんとん・にっき

丸ビル・マルキューブで「アーキニアリング・デザイン展2011」を観た!



丸ビル・マルキューブで「アーキニアリング・デザイン展2011 模型で楽しむ世界の建築―いのちをつなぐ建築の知恵―」を観てきました。 「アーキニアリング・デザイン(AND)」とは、建築(アーキテクチャー)とエンジニアリング・デザインとの融合・触発・統合の様相を表した造語です。主催は日本建築学会、共催はUIA2011東京大会日本組織委員会、です。UIAとは国際建築家連合のことです。


展覧会の主役は「模型」です。世界遺産建築から最先端の建築まで、その構造を模型を使って、9つのテーマに分けて、わかり易く解説しています。昨年もこの展覧会を観ましたが、僅かながら模型が入れ替わっています。今回は特に東日本大震災を念頭に、建築界が取り組んでいる試みも見せてくれました。なにしろ丸ビル・マルキューブは、巨大なアトリウム空間、東京の中でも究極の展覧会場です。他を探してもこれに匹敵する場所は見当たりません。


9月22日から10月1日まで開催。


9つのテーマによる展示

A 歴史の歩み

B 20世紀の建築と技術

C イメージとテクノロジーの交差点

D 空間構造の諸相

E 耐震と高さへの朝鮮

F 身近なANDと住まいのAND

G 都市・環境のAND

H 軽量構造

I  3.11メッセージ


また、「模型」が語る3つのテーマとして、下のようにあげています。

建築のもつ多様な魅力と課題を市民に伝える
エンジニアリング・デザインの重要性と可能性を建築界で共有する
美しく,合理的な建築デザインの継続性と発展性を次世代につなぐ







「アーキニアリング・デザイン展2011」

模型で楽しむ世界の建築―いのちをつなぐ建築の知恵―

「アーキニアリング・デザイン展2011」(AND 展)は,建築(アーキテクチャー)とエンジニアリング・デザインとの融合・触発・統合の様相をアーキニアリング・デザイン(AND)と呼称し、その視点から、過去の建築的遺産の理解および未来の建築への示唆と展望を意図したものです。展覧会の主役は「模型」です。世界遺産建築から最先端の建築まで、その仕組みを解剖し、子供から建築の専門家まで、多くの市民が楽しみながら、「未来の建築世界遺産を考えることができる場となります。本展覧会は2008年10月より全国11会場において開催されてきました。今回は、未曾有の大災害となった東日本大震災に対し、建築界が行っているさまざまな取り組みの紹介を新しいテーマとして加えました。市民に開かれたマルキューブの大きなアトリウム空間の中で、国際的評価の高い近年のコンテンツや巨大な建築のオブジェも加わり、エキサイティングな展覧会となります。ぜひご来場ください。

「アーキニアリング・デザイン展2011」ホームページ


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