「ベルギー王立美術館」を観た! | とんとん・にっき

「ベルギー王立美術館」を観た!


「ベルギー王立美術館」を観てきました。行ったのは4月14日。まったく何の予備知識もなく行った美術館でした。現在、修復工事中で、美術館の正面玄関からではなく、仮の入口から入りました。ベルギー王立美術館は、古典美術館と現代美術館に分けられています。現在、古典・現代両美術館の絵画、彫刻、デッサン所蔵点数は2万点を越し、内2500点が常設展として公開されているということでしたが、僕が行った時に観ることができたのは古典美術館のみで、現代美術館の方は観られないということでした。


ベルギーといえば南ネーデルランドです。ネーデルランドといえば、ブリューゲルです。目玉は「ベツレヘムの戸籍調査」でしょう。ブリューゲルは、親子で同じ部屋に作品が何点か展示されていました。16世紀には他に、ヒエロニムス・ボッシュや、ルーカス・クラナックがいました。17世紀にはルーベンスやヤコブ・ヨルダーンズがいました。建物の中央にある「フォーラム」と名付けられた吹き抜けのホールには、ヤン・ファーブルの「球体」という地球儀状の作品が展示してありました。表面は「緑色の玉虫」です。


帰りがけに1階の大ホールの横の部屋を覗いてみたら、なんと20世紀の名作、ポール・デルヴォーやルネ・マグリット、イーヴ・タンギーやサルヴァドール・ダリの作品が無造作に展示してありました。これには驚きました。集合時刻が迫っていたので、残念ながら駆け足でしか観ることができませんでしたが。100点を越すルネ・マグリットの絵画とデッサンを含む、435点の遺贈コレクションがその中心です。


僕が観たものの中から、ごく僅かですが取り上げて、以下にコメントを入れずに載せておきます。





15世紀






16世紀



17世紀





20世紀




とんとん・にっき-ho11 「ベルギー王立美術館」
古典美術館と現代美術館の

所蔵作品案内

2001年

Ephrem著

共編:ベルギー王立美術館学術スタッフ
とんとん・にっき-ho10 「ベルギー王立美術館 20の名画」
古典部門 15世紀から19世紀の絵画

1999年

ポイント・ガイド日本語版












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