兄弟作家、松尾スズキさんら多彩な候補 芥川賞・直木賞 | とんとん・にっき

兄弟作家、松尾スズキさんら多彩な候補 芥川賞・直木賞

恒例の芥川賞・直木賞の候補作が発表されました。このなかで僕が読んだ芥川賞候補作は、大森兄弟の「犬はいつも足元にいて」(文芸冬号)と、藤代泉の「ボーダー&レス」(文芸冬号)です。大森兄弟は、まさに兄弟で書くということで話題沸騰です。藤代泉の「ボーダー&レス」は、新社会人が同期入社の在日コリアンを素直に描いたものです。「関連記事」として下に載せておきます。羽田圭介の「ミート・ザ・ビート」が掲載されている文学界12月号は、昨年購入してあるので、これから大慌てで読みます。



兄弟作家、松尾スズキさんら多彩な候補 芥川賞・直木賞
第142回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が発表された。芥川賞には、兄弟で小説を合作する珍しい執筆スタイルの大森兄弟さん、覆面作家として10年近く活躍している舞城王太郎さん、劇団「大人計画」主宰で俳優としても人気の松尾スズキさんら多彩な才能がそろった。選考会は14日夕、東京・築地の新喜楽で開かれる。両賞の候補は次の通り。(敬称略・50音順)


【芥川賞】大森兄弟「犬はいつも足元にいて」(文芸冬号)▽羽田圭介「ミート・ザ・ビート」(文学界12月号)▽藤代泉「ボーダー&レス」(文芸冬号)▽舞城王太郎「ビッチマグネット」(新潮9月号)▽松尾スズキ「老人賭博」(文学界8月号)


【直木賞】池井戸潤「鉄の骨」(講談社)▽佐々木譲「廃墟(はいきょ)に乞(こ)う」(文芸春秋)▽白石一文「ほかならぬ人へ」(祥伝社)▽辻村深月「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」(講談社)▽葉室麟「花や散るらん」(文芸春秋)▽道尾秀介「球体の蛇」(角川書店)
asahi.com:2010年1月5日


関連記事:

「本でも読んでみっか」、2009年のまとめ

大森兄弟の「犬はいつも足元にいて」を読んだ!
藤代泉の「ボーダー&レス」を読んだ!