黒田記念館と朝倉彫塑館 | とんとん・にっき

黒田記念館と朝倉彫塑館

上野から谷中への散策の道すがら、いつも立ち寄るのは「黒田記念館」と「朝倉彫塑館」です。「黒田記念館」は黒田清輝を記念して作られたもの。黒田清輝の作品、油彩画126点、デッサン170点を所蔵しています。いつ行っても黒田の代表作「湖畔」(1897年)や「智・感・情」(1899年)などが無料で観られます。建物は昭和初期の美術館建築、岡田信一郎の設計によるものです。


「朝倉彫塑館」は朝倉文夫の住居・アトリエをそのまま彫塑館として公開しているもの。代表作の「大隈重信候像」(1932年)や「墓守」(1910年)などが観られます。朝倉の猫好きは有名、2階の一室に猫の彫刻だけを展示してあり、一見の価値ありです。なお、住まいだった木造家屋の部分は、耐震性が期待できないため、現在は立ち入ることはできません。いずれも過去に記事にしたことがあるので、詳細はそちらを参照下さい。



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黒田記念館

朝倉彫塑館


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朝倉彫塑館とその建物について