田んぼアート「水田上の浮世絵」を収穫 青森・田舎館村 | とんとん・にっき

田んぼアート「水田上の浮世絵」を収穫 青森・田舎館村



青森県田舎館(いなかだて)村で30日、葉や穂などの色が異なる4種類の稲で描いた「田んぼアート」の収穫作業が行われた。絵柄は「過去最高の難易度だった」(村産業課)という葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」(縦約143メートル、横約47メートル)と「凱風快晴(赤富士)」(縦約146メートル、横約57メートル)。約1.5ヘクタールの水田に県産米「つがるロマン」や古代米「黄稲」「紫稲」などで描いた。この日は、応募した県内外の約1000人が手作業で稲を刈り取り、収穫した米の一部を分け合った。「田んぼアート」は村おこしの一環として93年に始まった。きめ細かな構図が評判で、今シーズンは、全景を見渡せる村役場6階の展望台(高さ約22メートル)を過去最多の24万人が訪れた。
毎日新聞:2007年10月1日



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