打ち上げ？それとも…

今月の７日に公演した｢谷ちえ子ショー｣の出演者達の飲み会があった。


公演終了後、皆さんと初めてお会いする。


座長(谷ちえ子さん)始め皆さん勢揃い


お元気そうで何より。


この仕事は、公演が終われば、皆それぞれ新たな仕事場へと流れて行く。

そのまま何年も会わない人もいれば、次の仕事場でもお会いする方もいる。


寂しい気持ちもあるが…仕事が終われば解散するのは常。


寂しいが…もう慣れっこになってしまっている。


そんな風に思う自分も寂しいが……仕方ない。


気があった人であれば、個人的に会ったりするが、なかなかそう言う機会に巡り会わない。


役者特有なのだろうか…


不思議だ…


たった一日二回の公演でしたが、積もる話があるものです。


｢お前あのとき台詞飛ばしたろ！あせっちゃったぜ｣


｢俺、出ﾄﾁﾘそうになってね…｣


皆さん、失敗談に花を咲かせた。


人の失敗ほど楽しいものはない。


舞台は一発勝負

何が起こるかわからない。だから楽しいのだ面白いのだ


役者とﾙﾝﾍﾟﾝは三日やったら止めれない。


正に名言


楽しい宴は続く…

楽しそうに話し笑い合う仲間達を見ながら…


皆に今度いつ会えるだろう…


盃が止まった。


つまらない事考えず、今は飲んで語って騒ごう


また逢う日まで…

再会を信じて

願い

〇〇の御見舞い…

忙しさにかまけて…

いや、本当は彼の現実の姿を見るのが怖かったのかも知れない…


この数年、彼は〇〇〇で入退院を繰り返している。


入院する4日前、彼の家へ泊まった時、顔色が悪く、見るからに病が進んでいると直感。入院を強く勧めた。


彼が入院している日赤病院の前に立った。


あの日以来だな～

3･11東北大震災の時、彼のお見舞いに来ていた。

生まれて初めて体験する恐怖だった。


9階で体験した震度7の恐ろしさ

もうだめだと実感した。


ｴﾚﾍﾞｰﾀｰ、非常階段が使えず、5時間9階に缶詰…


そんなことを思い出しながら、彼の待つ病室へ向かった…


２０日振りの再会

(痩せたな…)


想像していたはずだったが…


現実に、変わり果てた友達を見るのはやはり辛い…


｢大分顔色がいいね｣

｢食欲が出てきたんだ…｣


｢よかった。たくさんたべなきや｣


｢うん…｣


互いが気遣ってか会話がいつもの様にｽﾑｰｽﾞにいかない…


変な沈黙が流れた…


たまらずﾄｲﾚへ行くふりして席を外した…


9階待合室からお台場を眺めていた…


このやるせない寂しさはなんだろう…


帰り道、ﾊﾞｽ停でﾊﾞｽを待ちながら、いろいろなことを考えていた…


ふと…彼の病室を見上げ…


そして祈った…


(元気になってくれ…)


又一緒に芝居やろう

あの頃……

久し振りハチ公で待ち合わせした。




凄い人だ


見てるだけで疲れる。


人混みは嫌い。


静かな喫茶店なんかで待ち合わせしたかったが、僕の知っている喫茶店は、もうなくなってしまった。


もう何年も前に…

渋谷って、いつから、こんなｺﾞﾁｬｺﾞﾁｬした街になったんだろう…


昭和43年頃、僕はこの街でお酒を覚えたんだ…


生まれて初めて飲んだ｢ｺｰｸﾊｲ｣


効いた～


気持ち悪くなり、たまらず戻してしまった。


何度も何度も戻して、現在の私がある。


週末になると劇団仲間と、宮益坂下にあったﾀﾞﾝｽﾎｰﾙ、確か｢ﾊｯﾋﾟｰﾊﾞﾚｰ｣だと記憶している。


ダンスで汗を流し、そして、お目当ての可愛い女の子と何処かへ消えてゆく…


毎日がﾊﾟﾗﾀﾞｲｽだった。


青春＼(^-^)／


自分で言うのも変ですが、そこそこにモテた方だと思う。


ｾﾝﾀｰ街をよく女の子と手をつないで歩いたものです。

今は無くなってしまった｢三平食堂｣のｵﾑﾗｲｽはよく食べたな～


僕が遊んでいた頃の渋谷はもうない。


お金が無くても楽しかった。


仲間が全てだったあの頃…


恋に破れ…


渋谷から鎌倉まで泣きながら歩いた…


夢だけで生きていけた…


青春の日々


確かに僕は…


若かった…


♪若かったあの頃
何も恐くなかった
ただ…

貴方の優しさが

怖かった。


♪神田川


なんか今日は、

一人静かに飲みたい感じ。