給付管理業務セミナー③の講師をしました。
こんにちは。
介護業界を支える行政書士(介護書士)の
小澤信朗(おざわ のぶあき)です。
12月16日(金)、杉並の細田工務店主催で居宅のケアマネジャーのための給付管理業務セミナーで講師をおこないました。
今回は、介護システムの運用方法と返戻が業務に及ぼす影響を中心に説明しました。
その上で、前回十分に説明できなかった
・月途中で要支援状態から要介護状態に変わった場合の処理方法
・予防訪問介護、予防通所介護などサービスによって日割り計算が必要な場合、どの状態のときに日割り計算をしなければいけないのか?
といった話も補足でおこないました。
介護システムの運用に関しては、各事業者によって、バラバラだと思います。今回は、ケアプランシステムを使用するにさいし、
「入力しなければいけない事項の運用(ルール)の徹底化」
(利用者情報、サービス提供事業所情報、請求データ作成までの運用の確認など)
「介護システム会社への好かれる要望の出し方、嫌われる要望の出し方」
(こんな要望の言い方はただの「クレーム」としてしかみなされない!など)
など、
介護システム会社でサポート業務をおこなっていた人間でないと知ることができない、介護システム会社の裏話もお話しました!
また、返戻がケアマネジャーの業務に及ぼす影響を今一度しっかり確認していただきました。
今回参加した中には管理者の方がいらっしゃいました。「事業所に戻ったら、『返戻がなぜいけないのか?』をすべてのケアマネがきちんと答えられるか確認します!」とおっしゃっていただきました。
前回までとは違い、今回は、裏話やシステムにからめた話でしたので、知識というよりも意識の変化をおこせたのではないか?と思います。
ご参加いただいた皆様、主催された細田工務店の皆様、本当にありがとうございました!
給付管理業務セミナーは全3回おこないました。
以前のセミナーの様子です。
●給付管理業務セミナー①(10/21日)
<給付管理をおこなうための介護報酬の請求の仕組み>
●給付管理業務セミナー②(11月18日)
<代表的な介護サービスの計算方法と給付管理業務でよくある間違い>
本日もお読みいただき、誠にありがとうございました。
介護業界を支える行政書士 小澤信朗
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