龍馬と夢紀行

歴史が好きだから、歴史の仕事を手探りで始めてみた。


発端は、ただそれだけ。


でも不思議なもので、そんな瞬間から「趣味」が「仕事」になりました。

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愛知県初となるアウトレットモール

愛知県初となるアウトレットモールの着工が報道発表されました。

 

三井不動産が展開するアウトレットモールで、

家康のお膝元である三河地区の岡崎市に来秋の開業予定とのこと。

 

具体的な建設計画地は、

岡崎市の本宿町、池金町、舞木町にまたがるエリアで、

名鉄「本宿」駅から徒歩圏内のところだそうです。

2階建ての商業施設には海外ブランドをはじめ、

スポーツ、アウトドアなど幅広いジャンルの170店舗が集積されるらしい。

 

東名、新東名ならびに国道1号線が至近に位置するなど、

アクセスの利便性から広範囲のエリアが商圏に見込まれる模様。

 

たまたま私の広告代理店時代の直属の部下が、

アウトレットモール建設地の最寄りインターとなる

新東名「岡崎東IC」から一区東京寄りの新城市で

自然型アスレチック施設・フォレストアドベンチャー新城を経営。

 

こちらも新東名「新城IC」の近くに施設があるのですが、

愛知県北西部はもとより静岡県方面からの顧客層も予想以上に多いと聞く。

 

今回の愛知県初となるアウトレットモールも

三河地区にプラスオンの影響をもたらすかもしれません。期待大です。

 

さて、アウトレットモールの建設地にあたる「本宿」というところは、

かつて東海道の「藤川宿」と「赤坂宿」の中間地点にある集落でした。

江戸時代初期のこの地は天領で法蔵寺領であったとされ、

江戸中期に柴田氏が本陣を構えて法蔵寺と共にこの地を治めたそうです。

 

この法蔵寺こそが、幼き家康が読書きを習った寺とされ、

また京の河原に晒されていた新選組局長・近藤勇の首が、

何者かによって運び去られ埋葬されているという寺の伝承とともに、

境内には近藤勇の首塚も今に残っているところ。

 

さらに、かつて大河ドラマのテーマ曲を数々手がけた冨田勲氏は、

柴田氏の領地の代官を代々務めた冨田家の子孫。

冨田勲氏の生まれは東京ですが、岡崎の学校を卒業しています。

 

本宿は小さな町ですが、こんな色々な歴史があります。

今年のゴールデンウィーク

ゴールデンウィーク前となる今週は、

関係各所から纏まった数の歴史商品の追加注文が寄せられています。

それは明らかにこれまでとは異なる追加の数量。

 

付言するまでもなく、

関係各所のゴールデンウィークにかける期待値など、

色々な思いがぎっしり詰まった証左とも受け取れます。

これまでに見受けられた物事の矮小化や、

おざなり感が漂う余地は微塵もないようにも感じられます。

 

厳密にいえば、

昨年のゴールデンウィーク明けに新型コロナ感染が5類移行し、

まる一年を迎えて完全なる活性化を謳える今回のゴールデンウィーク。

 

ただ、だからとって心地よい状況に安穏することなく、

あくまでも商品がきっちりと販売されていくことが肝要と、

〝浅い川も深く渡れ〟との気持ちを持ち合わせています。

 

さて、今年に入ってからも新規案件などが寄せられていますが、

このゴールデンウィーク直前にも連絡をいただき、

大阪のあべのハルカス美術館の企画展に於いて、

初めて弊社の歴史商品が販売されることに相成りました。

 

ようやくコロナ禍以前と遜色ない状態になってきた感じで、

少し前まで凝然としていた社会がまるで嘘のよう。

やはり禍福はあざなえる縄の如しであるようです。

 

今回のゴールデンウィークは楽しい要素が含まれています。

 

ところで、プライベートでの自分自身のゴールデンウィークは、

私もコロナ禍以前に行動パターンに戻すべく、名古屋から東京へ。

 

都内の歴史館や博物館、さらに神田の古書店などに足を向けてきますが、

加えて今回は宇都宮へも足を伸ばすことにしました。

プライベートでも今回のゴールデンウィークは楽しみです。

八面玲瓏さを持ち合わる

もう15年ほど使用しているスタバカード。

今日もそうだったのですが、

スタバの新しいスタッフが対応してくれると、

「このカード素敵ですね」とよくよく声をかけられます。

 

おそらく、今でも同じような桜の絵柄のモノがあるのでしょうが、

特に桜の時期になると尚更のことですが、

このカードが季節感と視覚的要素の相乗効果を発揮します。

 

最初は社交辞令程度に捉えていましたが、

長年に渡りこの現象が続いていることで、

何やらスタバスタッフとのコミュニケーションツールに感じるときも。

 

実は、このカードは高校の同級生女子からの頂き物。

たまたま現在のビルに会社を移転させた当初から、

近くのスタバに毎朝立ち寄りテークアウトして出社するのが日課となりました。

 

程なく、毎朝同じ時間帯に窓際の席に座る一人の女性に目が留まりました。

高校時代の同級生によく似た感じの女性でしたので、

ひょっとしてという気持ちと、まさかこんなところにという感覚が交差。

それゆえに、簡単に話しかけるわけにもいかず、

素知らぬ顔をしながら行き過ぎるように振る舞っていました。

 

するとある日、

その女性が店内でスタバスタッフと親しげに話す姿を目にして、

私とも馴染みのスタッフに「先ほど話していたお客さんの名前は?」と聞くと、

もしやと思っていた女性の姓名と同じことが判明。

 

これで状況証拠を掴んだ私は躊躇することなく声をかけると、

女性も「私もひょっとしてと思っていた!」と合点したように頷いた。

 

高校時代は校内で一番スカート丈が長く、クールな感じの印象ですが、

どこか人あたりがよく八面玲瓏さを持ち合わせていた魅力的な女性でした。

 

その女性は子供さんがなく、共働きを続けてきたそうですが、

やがて親の介護で会社を退社する日を迎えることに。

 

最後の日、「これ使ってよ」とスタバ店内で渡されたものが、

冒頭に示した1000円分がチャージされた真新しいこのスタバカード。

 

もうあれから7、8年にもなるでしょうか。

高校の同窓会での再会を期待するも、その女性はいつも不参加。

どこかで出逢ったらお礼をせねばならないと、

今でもその時の情誼が自分の中で根づいているのです。

ビジネス道の模索

4月17日に亡くなった旧知の経営者の葬儀・告別式が、

明日、安倍元首相の火葬も行われた品川の桐ヶ谷斎場で執り行われます。

 

状況によって名古屋から出席するつもりでいたのですが、

旧知の経営者のもとで幹部として働いていた人に連絡を取り、

その方と話し合った結果、会葬を見送ることにしました。

 

先日もブログで書き記しましたが、

私の広告代理店時代のメインクライアントだったのですが、

私が起業してからも旧知の経営者との関係性が続き、

何かにつけて色々と薫陶を受けていました。

 

そして、広告代理店時代の元部下が東京本社にいて、

葬儀・告別式に出席する意向があることを聞いていたのですが、

たまたま今日、東京本社から名古屋へ出張で来ているということで、

元部下に明日の会葬に持参してもらうべく香典を託しました。

 

先週に旧知の経営者の訃報に接してからというもの、

これまでのいろいろなことが走馬灯のように蘇り、

睡眠障害とまではいきませんが、深い眠りにつけない日が続いています。

卒然と世を去ったビジネス上の恩人の死は、

自分の中で思った以上に重い気分となっています。

 

それもそうでしょう。

20年前に私が起業したときに関係性が途切れると思ったのですが、

関係性継続が窺える「これからは利害関係者ではない」とのひと言。

そして、大阪から名古屋に来られるタイミングで、

月に1回の昼の会食が18年ほど不断に守り通していただきました。

やがて病を患われて電話だけの遣り取りになったのが残念至極。

 

常に前を向く姿勢、プロとしての仕事の矜持、未来想像の描き方など、

全てが「心が豊かになる」ビジネス道の模索であったよう。

それでいてダンディな身のこなし。心と目に色々なものが焼き付いています。

 

合掌。

今年は近江牛で意見一致

今年の春闘の賃上げ率が高水準となりました。

 

そんな景気の良い数字を横目で眺めながら、

弊社も例年とは異なる今年のベアと定期昇給の見直しを迫られました。

 

年々、企業は生産性向上のために

その成果や役割に応じて賃金に差をつける傾向が強まっていますが、

それに伴い従来型の年功序列モデルが徐々に崩れつつあります。

 

しかしながら、弊社のような零細企業などは、

それらを理解しながらも何かと難しい側面が存在しますので、

そう簡単に従来型のモデルを崩すわけにもいかず、

役職に応じた一律的な賃上げにとどめているのが現状。

 

さて、既述のように4月から新たな給料体系。

1ヶ月ほど前にスタッフに対して、

今回の賃上げの説明を私からさせてもらうことにしましたが、

世間の一般水準から比べれば物足りないと思いつつも、

それでも今回は自社も過去最高の賃上げ率としました。

 

そして、コロナ禍下でも毎年のように実施していた臨時ボーナス。

そこら辺もこれまで通り考慮するように心がけるつもり。

 

しかしながら、中小企業にありがちな人件費を価格に転嫁できていない、

そのまま自社にも当てはまりますから、

まずは今回の賃上げ分の原資確保に躍起にならねばなりません。

 

無論、カスタマーサティスファクションも大切ですが、

エンプロイサティスファクションも疎かにできない時代。

 

未熟な経営者である私の思案投首はこれからも続きますが、

出来うる限りのことをするのが私の務め。

まずは4月からの給与体系についての考察を終え一息。

 

さて次は、スタッフと共に研修会との名目の食事会。

昨年は、岐阜に出かけて岐阜城と岐阜市博物館の観覧と、

飛騨牛のステーキを楽しむべく有名店で大いに盛り上がりました。

 

去年は飛騨牛でしたので、今年は近江牛ということで意見が一致。

これからスケジュールを立てることになります。

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