今年は近江牛で意見一致 | 龍馬と夢紀行

今年は近江牛で意見一致

今年の春闘の賃上げ率が高水準となりました。

 

そんな景気の良い数字を横目で眺めながら、

弊社も例年とは異なる今年のベアと定期昇給の見直しを迫られました。

 

年々、企業は生産性向上のために

その成果や役割に応じて賃金に差をつける傾向が強まっていますが、

それに伴い従来型の年功序列モデルが徐々に崩れつつあります。

 

しかしながら、弊社のような零細企業などは、

それらを理解しながらも何かと難しい側面が存在しますので、

そう簡単に従来型のモデルを崩すわけにもいかず、

役職に応じた一律的な賃上げにとどめているのが現状。

 

さて、既述のように4月から新たな給料体系。

1ヶ月ほど前にスタッフに対して、

今回の賃上げの説明を私からさせてもらうことにしましたが、

世間の一般水準から比べれば物足りないと思いつつも、

それでも今回は自社も過去最高の賃上げ率としました。

 

そして、コロナ禍下でも毎年のように実施していた臨時ボーナス。

そこら辺もこれまで通り考慮するように心がけるつもり。

 

しかしながら、中小企業にありがちな人件費を価格に転嫁できていない、

そのまま自社にも当てはまりますから、

まずは今回の賃上げ分の原資確保に躍起にならねばなりません。

 

無論、カスタマーサティスファクションも大切ですが、

エンプロイサティスファクションも疎かにできない時代。

 

未熟な経営者である私の思案投首はこれからも続きますが、

出来うる限りのことをするのが私の務め。

まずは4月からの給与体系についての考察を終え一息。

 

さて次は、スタッフと共に研修会との名目の食事会。

昨年は、岐阜に出かけて岐阜城と岐阜市博物館の観覧と、

飛騨牛のステーキを楽しむべく有名店で大いに盛り上がりました。

 

去年は飛騨牛でしたので、今年は近江牛ということで意見が一致。

これからスケジュールを立てることになります。