ベガスの恋に勝つルール(2008米) | CINEPHILIA~映画愛好症~

CINEPHILIA~映画愛好症~

気づいたら11月。もうすぐ1年終わっちゃいますねー。今月はフィルメックス見に行かれたらと思ってます。

ベガス

この日は「考え方の相違」にムカムカしてたんだけど、映画の勢いとキャメロン・ディアスの笑顔で、少し気分回復。

フィアンセにフラれたキャリアウーマン、ジョイは(キャメロン・ディアス)は親友とともにラスベガスへ。そこで意気投合したジャック(アシュトン・カッチャー)と、いつの間にか結婚してしまう。正気に戻った2人は結婚を無効にしようとするが、そんな中カジノで300万ドルを稼ぎ、互いに大金の所有権を主張することに……。(シネマトゥデイ)

型どおりのロマコメストーリー、キャラクターの配置も典型的。全くひねりはありません。証券ウーマンと家具職人という設定ですが、どこから見てもキャメロン・ディアスとアシュトン・カッチャーです。しかし、お客さんはキャメロン・ディアスとアシュトンを見に来るんだから、問題ありません。あの美男美女が、下品な言葉をガンガン使ったり、走りまくったり、時にははっとするようなパーティードレスを着てくれれば、満足ですニコニコ。キャメロン・ディアスは、なぜ歳をとっても可愛くて魅力的なんでしょう♪正直、泥酔状態であっても彼女と結婚できちゃったなら、君こそラッキーだよと言いたい。実生活では16歳年上のデミと結婚したアシュトン・カッチャーと、「結婚なんてしない」と言い切るキャメロン・ディアスの組み合わせも、面白いのね~。

期待しなかった割には、セリフのテンポや言葉遣いが面白いので、楽しめました。テレビのバラエティ番組みたいなつもりで見に行くとよさそう。直接的な映像はありませんが、言葉が汚いので、10歳程度の娘を連れてきた親は間違えちゃったみたいです。

しかし、「What Happens in Vegas→ベガスの恋に勝つルール」「Get Lucky→私はよくばる」って、誰が訳してるんでしょう。今度から「…のルール」や「…の方法」の自己啓発本的邦題は、ペナルティを課してほしいです。


8月16日(土)より公開予定
満足度:★★★★★★☆☆☆☆