こんにちは!Machikoです!
この内容はあくまでも私が受けた今年の内容のため来年は変わる可能性もありますが、今後挑戦される方の力に少しでもなれれば、と思いつづらせて頂きました。
長くなってしまいましたが参考になれば幸いです。
◆New York Jets Flight Crewオーディションレポート◆
<一次審査>
・5人一組でランダムに流れる音楽に合わせて90秒間フリーパフォーマンス
ノリの良い踊りやすい曲から「なんでこの曲!?」というようなダークな曲やとてもゆっくりなメローな曲まで様々なジャンルの曲がランダムにかかり、自分の時ににかかった曲で90秒間アピールします。
私は正直即興はあまり得意ではないので8X4くらいのものを何パターンか事前に用意して臨み、曲調に合わせてそれらを組み合わせたりして乗り切りました。
やはり大体の人が事前にある程度準備してきていたと思います。
メローな曲に当たった人たちはかなり踊りずらそうで気の毒な感じでしたが、その中でも自分のアピールポイントをしっかり織り込んで踊っていました。
また、この一次審査では即興ダンスだけではなく各種ジャンプ、フェッテ、アクロバットなど自分がアピールできるテクニックを見せれる場なのでみなさんそれぞれ自分の強みを活かしてパフォーマンスしていました。
ただ5人1組で一斉に踊るため周りの人を邪魔しない様に気を付ける必要があります。
(審査前に他人のパフォーマンスを邪魔するようなフロアの使い方はしないよう注意がありました)
合否はその後2時間程待った後に発表されました。
<セミファイナル>
・約1分のキックコンビネーション、約1分のダンスルーティンの2つを習い5人一組でパフォーマンス
まず当日習ったルーティンを2回連続で踊ります。
一回目は前2人、後ろ3名で踊り、二回目は前後ラインチェンジをして踊りました。
その後続けてキックコンビネーションを披露し、キックコンビネーションのラストは前後開脚(スプリット)でフィニッシュポーズでした。
2回踊った後休みなくキック審査なので、息があがった状態でもどれだけクオリティーの高いキックラインが見せられるかも見られているのだと感じました。
また、キックコンビネーションはJetsの試合でも使っている伝統的なラインダンスでここ数年毎年同じ内容のキックコンビネーションがオーディションにでてる様なので受験される方はあらかじめYoutube等で確認しておくことをオススメします。
ルーティンを習っているときに覚えることに夢中になりすぎで顔が怖くなっていたりするとやはり印象が良くないと思うので、ダンスを習っているときも常に審査されているということを意識していました。
合否はその後2時間程待った後に発表されました。
<面接>
・一人15分ずつのディレクターと1対1の個人面接でした。
聞かれた内容は下記の通りです。
・あなたのパーソナリティは?
・なぜ日本からわざわざ受けに来たのか?
・毎年たくさんの日本人が受けにくるのはなぜ?
・オーディション(ここまでのラウンド)の感想は?
・受かったらどうゆう点でチームに貢献できるか?
・日本での仕事はどうゆうことをやっていた?
・会社辞めてここまでくることリスキーだと思った?
またこのことについて家族はどう考えてるか?
・NFLチアの良い点は?
・NFLチアになるために最も難しいと感じる点は?
・チーム卒業後はどうする?日本?アメリカ?
・VISAについて
ちなみに、今回は聞かれなかったですが、チームによっては、アメフトについても聞かれるみたいなので、下記は最低限押さえて準備していきました。
・リーグのチーム数
・AFC East(Jetsが所属してるリーグ)の全チーム名
・Jetsのオーナー
・Jetsのヘッドコーチ
・今シーズンのJetsの興味感心点
・マスコットがいる場合はマスコットの名前、由来
<ファイナル>
・あらかじめ各自準備してきた衣装&曲で90秒間一人ずつパフォーマンス
・セミファイナルで習ったルーティンとキックコンビネーションを5人一組でパフォーマンス
Jetsのファイナルはみんなそれぞれ曲のイメージに合わせた衣装を着てパフォーマンスします。小物や大物を使ってのパフォーマンスも許されていました。
タップシューズでタップダンスする人、ヒールシューズでサルサを踊る人、ボールやフラフープを使ってサーカスみたいな踊りをする人、椅子を使ってバーレスクを踊る人、バレエ衣装とトウシューズでバレエを踊る人、などなど個性豊かなパフォーマンスで見ていてとても楽しかったです。
私は日本の三味線の曲で扇子を使ってパフォーマンスしました。
合否はその後2~3時間程待った後に発表されました。
オーディションを終えて…
合格は掴み取れなかったけれど、ファイナリストのフリーパフォーマンスはこれぞエンターテイメント!という感じでどの人のも本当に見ごたえがあり、その場に並べてもらえたことを誇りに思いました。
またオーディションの過程で受験者同士話したり相談しあったりする機会が多くありましたが、内面もステキな方が多く、さらにチアリーダーが好きになりました。
チアリーダーは国は違っても周りに気を配ったり、努力したり、周囲と助け合える、というパーソナリティを備えてる人が多いことを改めて実感できとてもうれしくなりました。
この写真はオーディションの時に友達になってファイナル当日まで一緒に闇練した仲間です。
今でも連絡を取り合っています。
こういう大切な友達に出会えたこともオーディションを受けてよかったと思う一つです。
また、NFLチャレンジに際し、練習に付き合ってくれたりアドバイスをくれたり快く送り出してくれて、オーディション後も暖かく迎え入れてくれた東京ガールズファミリーに心から感謝です。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。
Machiko