東京のマンホールは1種類しかない? その4 商店街その他 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

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マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

23区内、桜蓋しかないと思われがちですが、特定の商店街などに限定された超ローカルご当地蓋もあります。

有名どころで、渋谷駅のハチ公前のハチ公蓋と道玄坂の蓋。道玄坂の蓋の解説はここでは省略。



亀有さくら通りの謎のデザイン蓋。

梶原の路面電車。二子玉川の方にも、玉電の絵がかいてある蓋があるそうですが、見に行っていません。


鉄道つながりで、新橋と有楽町の駅の間にある馬車鉄道と蒸気機関車の蓋。



そこからほど近い日比谷あたりには変なカエルの絵が書いてある下水道の蓋があります。
1987年時点で東京都下水道局の管轄する下水道の総延長が11,766kmとなり、東京からマイアミまでの距離に相当するということなのだそうで、ご当地ものの絵ではないのですが、他では見たことがありません。



都管轄のデザイン蓋の最後は、こちらも有名な足立区竹ノ塚の商店街にあるデザイン蓋4種。
足立区と姉妹都市のオーストラリアのベルモントにちなんだワライカワセミの蓋とコクチョウの蓋。足立区の蓋ではなく都下水道の桜マークがついている。コクチョウの蓋にはアザミか何かの花も描かれているが、ベルモント市のシンボルの花でしょうか?

昭和的風景の蓋と一茶のやせがえるの句の蓋。


というわけで、東京のマンホールは1種類ではないことは示せたと思いますが、この他に特別区の区独自のデザイン蓋もあるのでこのシリーズもう少しだけ続きます。あと1回?
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東京のマンホールは1種類しかない? 特集
その1
その2 都営施設
その3 河川、用水、暗渠
その4 商店街その他
その5 区の蓋(1/2)
その6 区の蓋(2/2)
その7 おまけ篇