防火栓 | 東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

東京蓋散歩 ~マンホール巡り~

マンホールや消火栓などの蓋、特に地味蓋を中心に観察しながら歩きまわります。タイトルとは裏腹に都外出没頻度も高いです。

以前は「消火栓」は「防火栓」と呼ばれていたらしいです。でもネットで調べる限り、いつ頃呼称が変わったかわかりません。また、消火栓と防火栓は別のものという説もあるようで、よく分かりません。いずれにせよ、古そうで珍しいので結構好きです。

------------------------2012.7.6追記--------------------------
今年の初めにこの記事をアップしたときに、年内にあと二つくらい見つかればいいなと書いていましたが、半年後、ようやく見つかりました。

「大阪市 水道 防火栓」 確実に公設の蓋のようです。余りすり減ってもおらず非常に状態がよいのでびっくりです。 


さらに注目点は「道」の字のしんにょう。現在の字体では点は一つですが、もともとは辻のように二つでした。その二つ目の点と残りの部分をくっつけてくねくねとした形になって点が一つだけ残っているのが現在の道の字のしんにょうだそうです。ところが、この蓋の道はくねくねしているのに点が二つという珍しいものです。書体によってはこれで良いということも聞いたことがありますがいずれにしてもあまり見かけないですね。


一点くねくねの道。


「お散歩Photo Album-鉄蓋の殿堂」さんのページ にはこの蓋とは違うフォントの防火栓が掲載されており興味深いです。

----------------------2012.7.6追記部分終わり--------------------------


今年初の防火栓はこちら。岐阜市の古くからある路地沿いにありました。


こちらは、徳島県鳴門市の防火栓。市役所で、調べてもらいましたが設置時期は分かりませんでした。蓋を開けて裏面まで見てくださったようです。職員の方ありがとうございました。


紋章が京都のにも似ていますが、水をデザインしているものですから、偶然でしょうかね。

これまでに、自力で見つけた防火栓は以上二つだけ。↓↓↓の蓋は明石で見つけたものですが、なんとな~く「水道 防火栓」って書いてあったらうれしいなあというレベル。


でもかなり無理がありますね。「消火栓」ですらない可能性も...



最後に、こちらは場所を聞いて見に行った京都の防火栓。
正方形の蓋です。


今年は、あと2つくらい見つかるといいなと思います。