これが欲しかったんだ~(涙)! | 播磨の甲斐遊記

播磨の甲斐遊記

 播磨の山間部で甲斐犬とともに自然を満喫しています。家族と楽しく梨栽培など色々なことを無理なく負担なく行っています。こんな環境に感謝しつつ、これからの歩みを遊記として綴っていきたいと思います。

梨園を本格的に開設して

約12年が経過し その成長に合わせて

設備を整えて来た今日までの環境


微力ながらも 

それは一言では語り尽くせない

自分なりの努力と苦労がありました

本業もあり 少しでも時間を有効に

予定 計画 段取りを重視し今日まで来た


その中で一番 大変なのは草刈りです

仕事の合間を縫って

2種類の草刈り機を使い分け

背中に背負って刈ってきました

もう暑いだのヘチマなど関係ない

草生と刈り取り 時期を見極めながら

進めてきた作業の一つ


いつも道行く先に見る光景

よそ様が使っておられる 走行式草刈り機

目にする度に 良いな~ 

あれがあれば随分と楽なのに!

いつかは手に入れたい


今度 余裕が出れば買ってやろう

そう思いながらも 子どものため

家のためにと 優先的に出ていくお金

とてもじゃないが 道楽でしている梨栽培

走行式草刈り機等は 夢のまた夢


草刈りも今まで通り

背負って刈って 慣れたことで良しとしよう

そう納得 満足度を自分に言い聞かせてきた


しかし転機が突然 訪れたのです

平生より大変にお世話になり

私も「お父ちゃん」と呼び

慕わせてもらっている方より


新しい走行式草刈り機を買ったから

古いけど持って帰って使ってみな

あげるわ~


えぇ~!? 一瞬 言葉が無かった・・・

良いんですか~ 本当に!


ええよ 使ってみな

梨園刈るんだったら ええで

背負うより楽やわ~


有難う御座います


で 本日 無事

迎えに行かせて頂き 連れて帰った


何遍も何遍も角度を変えて

熟読玩味 あれだけ欲しいと思っていた

この機械が今 目の前にあり

私の物になった にわかには信じられない

たまらんねぇ~ この機械


中古と言えど 大事に使われ 

その能力は抜群 文句なし

エンジン始動も一発 カッコイイ~

兎に角 試運転 草刈り

そこそこに草刈りをしていたが

園内へ入れて走行開始

豪快なエンジン音


良い 実に良い~ たまらん

平生より整地しておる地面

走行も安定し 何の問題も無い

私の追及するエレガントな草刈りが

ようやく叶いました!

良くぞ我が園に来てくれた

良くぞ私に下さった

これでより労力も軽減できる


園内を振り返っても 実に心地良い 

数年間 思い描いた光景が

今 目の前にある


そして もう一つの楽しみが

この機械の掃除 メンテナンス

こんな機械をみれば どうしても

分解して構造が見たくなるのです


まずは高圧洗浄機でボディを洗い

傷んだ所に色を差し 平井カラーに

また雨の休日に農業倉庫に籠って 

コソコソと細部を見てみたい!


ベルトの張り具合に 刃の動き

もう内部を想像しただけで

たまらなく胸が高鳴ります


大学を卒業後 田舎へ帰り

コツコツとしたいことを叶え歩を進め

近年には10m×6mしかないけど

頑張って建てた農業倉庫

私のもう一つの部屋である


本当に私が横浜の親父が

発信したとおり「田舎のボンボン」で

あったなら とうの昔に環境は整っていた

でも私は そうでは無いから

始末する所は始末し 工夫する所は工夫し

出来る限りの努力をしたと胸を張って言える


その倉庫内に新たな仲間入りした

走行式草刈り機

本当に有難う御座いました

これからも大切に大切に致します

あと欲しいものは

米の乾燥機と籾摺り機


揃えれば非常に高い米代につきますが

先祖代々 受け継いできた田んぼで

我々 家族が力を合わせて

栽培した米を自分たちの手で米にしたい

そんな銭金の問題では無く

私の気持ちがそうさせるのです


まぁこの機械は まだ先になりそうですが

たゆまない努力を重ねて

祖父の時代のように

また家族揃って秋の恵みをみんなで

堪能し恵みと言うものを子らに伝えたい


そして連日 真夏のような日々

例年より早いが 環境も整ったし

点滴潅水の実施


梨棚に預けていた

配管を地面に降ろして

ポンプを設置 約一年ぶりの始動

燃料を入れ チョークを引き 

紐を引っ張れば 一発でエンジンが始動

これもまた良い!最高!


これまでも使用後は

常に細部にわたってメンテナンス

そのお蔭でこの結果

こうした機械は兎に角 大切に大切に

私の拘りである


いざ使おうとする時に使えず

修理に時間をとられていては

話しになりません

時間は限られているのです


エンジンをふかせば

グングン水を引き送水している

配管には適度な穴を開けているので

園の木々に点滴潅水できる


始動前には管内の汚れを

押し流すために 筒先を外して

やっぱり メンテナンス


こうすることで 目詰まりを防ぎ

安定した送水が出来るのです


素人ながらの配管 工夫ですが

自分なりには大満足の環境

だから安心して公務に就け 

秋には美味が食べれるのです


ちなみにこの潅水は全自動なんです

その仕組みは至って簡単

燃料が無くなれば止まる

それで潅水は終了と言う訳です


この程度で全自動と呼ぶ私

「田舎のボンボン」と

誹謗中傷された身ではありますが

知恵を振り絞って考えた

数年間続く 夏の潅水システムです


これからの草刈りが本当に楽しみ

早く草を伸びよ

そんな変な感情も起こしてくれた

走行式草刈り機


また一つ 大切な財産を

手に入れることが出来ました

有難う御座いました


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