あぁ甲斐犬に涙あり 43 | 播磨の甲斐遊記

播磨の甲斐遊記

 播磨の山間部で甲斐犬とともに自然を満喫しています。家族と楽しく梨栽培など色々なことを無理なく負担なく行っています。こんな環境に感謝しつつ、これからの歩みを遊記として綴っていきたいと思います。

「あぁモンド」


お蔭さまで順調に成長し

未成犬3席 壮犬1席 成犬2席

これまでの展覧会で好成績を頂いたモンド


この度は参考犬に出陳させて頂きました

内心 正直なところを申しますと

まだモンドは今の上を納めていない

どうせ出すなら獲ってから!!

そうも思っていたが前回の展覧会

苦戦しましたが成犬2席を獲得

参考犬に出せる条件は満たしました


そしてこの条件を満たしたのが

モンドの父である「榛名の英心」

そのまた父 モンドの祖父「甲斐黒信」

男系直系3代で叶った名誉

次回の春は3頭揃って参考犬の場

あの日に決まって育んだ第137回展


出陳順番も

1.甲斐黒信 2.榛名の英心 3.播磨の宗旭

三頭続いて披露させて頂くことが出来ました

同じく源友会からは 御存じ佐賀の玄海号


モンドの良きライバルである玄海号

父に大和号 母に日出狼号(寺田記念杯)をもち 

代々とその血を後世に伝え残しています

研ぎ澄まされたと感じる玄海号

私も心打たれる一頭です


参考犬 9頭出陳して

最後のおおとりを飾ったのは

前回の覇者 大門武号


寺田記念杯に次ぐ優勝大優勝旗

川崎小林犬舎 代表作出の名犬

血統と管理の良さ

この相乗効果でより良く見えた

大門武


同じく父には大和号 

大和号も数多くの子孫を残し

喜ぶ家族をも増やしいてます

一頭の甲斐犬のもつ力と

連綿と流れる犬の血

一言では表現しきれません




大門武号 とりわけ

じっと拝見させて頂いたが

貫録 目力 全身から放つオーラは抜群でした

思わず見とれて我に返った時は

生唾を飲んだのを記憶しています

いくら見ていても飽きません


さて男系3代に話を戻しましょう

ここから紹介する綺麗の多くは写真は

アデイル号のご主人様から頂きました

有難う御座いました 活用させて頂きます

播磨の甲斐遊記  

ゆっくり歩いて回るリング


モンドの引きが強かった

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パシパシ撮影して頂く写真 とても嬉しく思う


私なんか撮影と言っても結婚式・パーティー以来 

今ではせいぜいレントゲン撮影

どうしようもない潰しの効かない体である


要所要所で立ち込ませてポーズ

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今回はとりわけ

見学者の方が多いように感じました


グルリと回って正面に帰れば

甲斐黒信号 榛名の英心号が控えている
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「有難う御座います」改めて大先輩
先代の作出者の方に・・・・・

たくさんたくさん褒めて頂きましたモンド


何度も申しますように 今ある授かった犬は

作出者あってのことで お金を払って買ったんだから

思想信条の違いだとか 仲たがい 

楽しくやれば そんな難しい話は良いじゃん

これらの理屈は通らない世界

どうも犬の世界だけでなく社会自体が

義理だとか筋というものが欠如していると思う

そう思うのは私だけだろうか?


そんな話を交えながら過ごした

3頭揃いぶみ

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英心の御主人の赤いジャンバーと

私の赤いズボン この並びを意識して

赤に決めたズボンでもある

どうでも良い拘りだった・・・・・


モンドの父犬・英心号

今尚 脂がのって貫録十分 迫力満点

モンドも散々 父犬からの吠えられ威嚇

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その反応を見ていたら

胸をグッと張って来るなら来いよオーラ

背中の毛をバシバシに立てている


甲斐黒信号 13歳となり

所々に衰えを感じましたが健在

一時代を築いてくれた名犬


甲斐黒信号を作出して下さった

城南犬舎さんがあり 育んで下さった飼主さん

そして英心号 モンドと繋がった命

血の流れ ルーツというものを勉強させて頂きました
播磨の甲斐遊記  

縁あって偶然にも授かったモンド

群馬の藤神犬舎さんの紹介で来た犬・モンド

藤神さんに選んで頂いた運と犬を見る目の良さ

私はいつまで経っても忘れてはなりません


もちろん所属する源友会の小林代表や

会を通じて知り合えた仲間の皆さんにも

尽くせないほどの誠をもたねばなりません


これまでもたくさんの応援や助言を

惜しげなく頂きました

管理の仕方 引き方 交配等々

先輩 先人あっての今月今日

忘れてはなりませんね


御存じの通り 私はこんな性格から

誤解を受け 嫌われ 無視されます


酷い時には集団で展覧会会場で

睨まれたこともありました

他のブログで名指しで中傷されたこともありました

そしてモンドまでが泡沫にされている


これも私の責任において

打ち破って貫いていくしかありません

貫く護らなくてはならないことはあるのです


モンドという犬を授かり それ相応の成績を

頂いたからには より大きな責任があり

後世に伝える義務がある

そんな気持ちがより高まった参考犬


ちょっと過激で熱い飼主

酒も女も二合まで

平生は言いたい事も半分も言えずシャイな飼い主

こんな飼主で悪いなモンド

播磨の甲斐遊記  

これも縁 運命と思って許しておくれ


あぁモンド 俺が授かった俺の牡犬だ!


今回は少々 太目に仕上げてしまった私

「貫録迫力があって良いよ~」と

声を掛けて頂いたが

最後に出るのは やっぱり「ちょっと太いかな~」

身に染みて分かる言葉 痛い痛い


油断が命取り 

良い体形を維持することの難しさ

半年に1日来る この日この時この瞬間

ここに神経集中力を終始絞って挑む展覧会

播磨の甲斐遊記  

私の最高の趣味であり生きがいの一つ


男系三代 揃って立てた参考犬のリング

播磨の甲斐遊記  

四代目となるべく 誕生したのが

モンドとさわこの間に誕生した犬が

未成犬2席を獲得致しました


次はこの犬を紹介してまいります

43回はこの辺で・・・・


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