本日は第33回 行田商工祭・忍城時代まつり に行ってきました (・ω・)/
映画「のぼうの城」で大注目を浴びている行田市、今日はどれだけ混むか…ドキドキです。
…って誰もいないwww
ここ、「のぼうの城 時代絵巻」という寸劇が披露される場所ですが、まだ7時過ぎなのでこんな感じ。
でも7時半頃には5、6名の方が場所取りに来てました。さすがでございます。
本日は甲冑隊だけでなく、関ケ原武将隊も出陣してくるので追っかけの遠征組も多そうです。
しかし…開会式は10時ですから、まだ3時間もありますよ ヾ(-ω-`)
ブルーシートの後ろ側から撮りたかったので場所取りはせず、会場内のパトロールに出かけてみました。
会場のひとつ忍城址(おしじょうし) に到着(広場から徒歩5分)。
雲行きが怪しいですが雨は夕方まで降らないとの予報。ちょっぴり安心です。
う~む誰もいないw
この静けさこそが本来の行田!というと叱られちゃいますか (^_^;)
甲冑隊が結成される前はいつ来ても静かな場所だったんですよ、ここ。
最近では平日でも観光客で大にぎわいだそうです。メディアの効果ってすごいですね。
忍城の由来はコチラをご覧ください。「浮城」という言葉、映画
でも出てきましたねぇ。
ちなみに現代ではお城をイメージしたうきしろちゃん が「行田市ゆるキャラ観光大使」として活躍中です。
忍城は、もともと湿地帯に散らばった小島を橋でつないで作ったお城だそうで、外から見た様はまさに「浮き城」と呼ぶにふさわしい眺めだったことでしょう。
現在、沼はほとんど埋め立てられて、わずかに水城公園(すいじょうこうえん) として残るだけとなっています。
さて、会場内をウロウロして時間をつぶした後は元の広場に戻ってきました。
9時半になり、行田市中央小学校の吹奏楽部による演奏披露が始まりました。
甲冑に身を包んだ工藤正司 行田市長をエスコートするのは吹奏楽部の先生。おちゃめです。
時代まつりの正式名(?)は「行田商工祭」となっていて、行田商工会議所
のお祭りですが、今では完全に行田市のお祭りとして定着しているようです。
さきたま火祭り
や、浮き城まつり
に次ぐ行田の大イベントとあって、取材クルーもバッチリそろってます
(行田市広報、TVG 行田ケーブル
、忍城おもてなし甲冑隊)
このお祭り、面白いのは行田市長はじめ関係者が皆、甲冑を着て勢ぞろいすること。
歳を重ねているだけに若い方の甲冑姿とは貫禄が違いますな (´∇`)
来賓の方によるビートたけし バリの掴みで会場が沸きつつ、開会式は終了。
その後、進修館高校吹奏楽部が見事な演奏を披露しました
そういえば、開会式って昨年までは産文前の広場 でやってたのに今年から変更?
そろそろ寸劇が始まる時間となり、足軽のやいちさん*も撮影場所を求めてアチコチ移動。
どこに居ても邪魔になるなぁ (´・ω・`)と、皆さんを気遣っておられましたぞ。
ステージを取り囲むように設けられた観客席は満員御礼状態。
ブルーシート組が全員座っているので後方からも何とか楽しめました。
予定よりも10分ほど早く開幕。寸劇、のぼうの城 時代絵巻の始まり始まり~
まず最初に忍城おもてなし甲冑隊
の甲斐姫(かいひめ)
さまが登場。
姫さまは今回、ナレーターとしての活躍なので、表舞台には出てこないのが少々残念でした。
今回の時代絵巻で姫さまが秀吉軍武将と絡むシーンはこの時だけ。
もっともっとステージ上で見たかったですね。
そう。今回埼玉まで遠征して頂いたのは関ケ原東西武将隊
のお二人。
石田三成(いしだみつなり) 殿と、大谷吉継(おおたによしつぐ) 殿です。
昨年の冬には全員で忍城にやって来た のですが、2011年いっぱいで活動終了。
2012年はスポット的に再結成されているようです。詳しくはオフィシャルサイト でご確認を。
そしてこちら、成田軍は城主成田氏長(なりたうじなが) 殿。今回限りの特別出演です。
なつかしい。お懐かしゅうございますぞ、殿!(´□`。)
ながちか!長親はおらぬか!(;・`ω・´)
…と、飛び出してきたのは家老の正木丹波守利英(まさきたんばのかみとしひで) どの、
柴崎和泉守(しばさきいずみのかみ) の二人。
そこへ酒巻靱負(さかまきゆきえ)
どのが怪しい黒子を引き連れてきました。で、その正体は…
後の城代となる、成田長親(なりたながちか) どの。おなじみののぼう様です。
ちょwwww
この非常時に何しとんねん!ヽ(`Д´)ノとなりますわな。当然。
とりあえずいつもの衣装に公開生着替え。ヅラもバッチリ装着。
「見ちゃらめぇ~」と三家老たちのフォローの甲斐もあって、のぼう様の秘密は何とか死守した模様。
城主の下に終結した三家老とのぼう様。
これだけのメンツが揃うとなかなか絵になりますねぇ
この後、成田氏長は北条氏の居城・小田原城に向けて出陣。
すったもんだがあった末、のぼう様が城代として忍城を守ることになります。
このあたりのスジは映画をご覧になった方にはすんなりと理解できるかと思います。
しかし、のぼう様の控えている姿。これは珍しい。非常に希少なショットでございますな。
そして、和戦いずれかを問う使者として来た長束正家(ながつかまさいえ) に対して…
のぼうさま : 戦いまする!
家老たち : ナヌッ!Σ(・ω・ノ)ノ!Σ(・ω・ノ)ノ!
のぼうさま : がお~っ!!
映画のようなタメもなく(笑)、被せるように「戦います!」は少々拍子抜けでしたがw
とはいえ映画同様の長ゼリフもこなすのぼう様。素敵。
ふむぅ~ (/ω\)
「おめぇ、どうすんだよ!?」とでも言いたげな三家老たちの視線が突き刺さります。
結局、全員一致で「やっちまうか!」となって切り込んで行く正木丹羽守、柴崎和泉守。
いつもの演舞以上に気合が入ったお姿、カッコよかったです (^ω^ )♪
毘沙門天の化身、酒巻どのは… 遁走。
しかしそれも作戦なのでございます。舞台裏で(音声による)激しい攻防が繰り広げられますw
そして全ての守備口で成田軍の勝利が報告されるのも映画どおり。
結局は初戦の勝利が寄せ手の戦略変更、石田堤(いしだづつみ) の構築につながります。
実際はもちろん三成の独断ではなく、当初からの秀吉の指示ですけどね。
圧倒的な武力と財力を見せつけて、背後の武将や領民を服従させる、見事なパフォーマンス。
結果としてその後の戦を避けることが出来ればメリットも大きいです。
しかし、石田堤だけでなく同時期に小田原城攻めの一夜城 も建設したり米を買い占めたり…。
どんだけ金持ってますか、秀吉さん ヾ(-ω-`)
おっと、画像数が30枚を超えてしまったので続きは「その2」ということで。
寸劇の詳細を知りたい方はぜひググッ たり、つべ ったりして動画をご覧ください ( ´艸`)
その1(寸劇) >> その2(寸劇) >> その3(ミニライブ) >> その4(物産店)
【 忍城時代まつり 2011年(第32回) ・ 2012年(第33回) ・ 関連記事 】