今日は、
「初心者は、基礎文法を教えてもらう必要が有るか？」
というお話しです。
結論は、
「大人なら、ＴＯＥＩＣ程度の文法解説は読めば分かる。
文法は教えてもらわなくても大丈夫」です。
なぜ大丈夫かと言うと、
「文法は、ざっと理解した後に、
例文をしつこく繰返すなかで文法も自然に覚えてしまう」
というアプローチを取るからなのです。
細かく言い直すと、
「Duo等の頻出語の密度の高い英文を
繰返し口真似し、覚えてしまうくらい繰返す」ので、
その練習をするうちに、基礎文法も身体に染みつきます。
（その方が、「文法理論を頭で覚える」よりも早く身に付き、
ＴＯＥＩＣのスピードにも早期についていけるようになるのです）
いま、コーチしている内、二人は初心者ですが、
「どうやって英文法をやってるか？」という紹介を以下書きます。
ちなみに、二人とも高校卒業後に就職していて
大学受験勉強の経験は無い方です。
つまり、「勉強慣れしている方では無い」ということ。
1人目は先ず、
安河内哲也の７日間で「中学３年間の英語」復習講義
をまず、３時間で目を通してもらいました。
・知らないこと、忘れているところに印。
（理解しなくて良い、まず知らない事を仕分けする）
・練習問題は飛ばす。
その後、「高速メゾッド やり直し英会話」をやってもらいました。
（二人目の方は、上記の安河内さんの本も省略していきなりこちら）
この本は、高校卒業以来、英語何もやってない人も、苦も無くやれてます。
最初に聞いてもらった時のコメントは↓
>今までの勉強法よりも耳に残る気がします！
>また、知らない単語もわかるので、いいですね！
>とりあえず続けてみます！
と好評でした。
その後の練習としては時間がもったいないので、
空白や余計なナレーションを消した短縮版をお使いいただいてます。
というふうに、先ず、この教材で「文法をざっと理解」し、
そこそこしつこく繰り返します。
その後も
基礎文法で質問が来るかどうか、見守ってました。
一度、セッション前に
「関係代名詞が分からない」というメールがきたのでヒヤッとしましたが、
よく話を聞いてみると、
「関係代名詞が有る英文は、他のに比べて、
頭がついていかない」だけだったので、
「はは！ 日本語と大きく違うところなので、
頭がついていかないのは当たり前です。
一ヶ月もやってれば、ついていくようになります！」
とアドバイスしました。
その後一週間ぐらいで違和感なくなったようです。
もう一人も、同様に関係代名詞でひっかかりましたが、
同様なアドバイスだけで粛々とやってくれてます。
この「やり直し英会話」の後は金フレをある程度やり、
やりながら文法特急に入ってもらってます。
そうしたら、
「文法特急は難しい、わからない」というメールが来たので、
また良く話を聞いてみると、
「問題が解けない」というだけで、「解説を読めば分かる」そうでした。
やはり何も教える必要無かったです。。。
「考え込まずにすぐに答えを見て、瞬時に言えるくらいまでストレスフリーで繰返すのが大切」と口を酸っぱくして伝え、やってもらっています。
というわけで、
「大人なら、ＴＯＥＩＣ程度の文法解説は教材を読めば分かる。
文法は教えてもらわなくても大丈夫」です！
ではまた！
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