Heart Beat | ろーれるの本(読書)ブログ

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Heart Beat/芦原 すなお
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帯より『ビートルズも四人、ベンチャーズも四人。なら、アーゴノーツも四人でなくちゃならない。(芦原すなお「アルゴー号の勇者たち~短い叙事詩」)

実質的には文化祭の打ち上げっていうより、50CCの解散パーティーになる。(伊藤たかみ「シャンディは、おやすみを言わない」)

エレキギターのフレーズが聞こえてきた。吹奏楽部の新しいレパートリーだ。(小路幸也「Peacemaker」)

おれはあんまり気乗りしないまま、生まれて初めてライブハウスってところに行った。(楡井亜木子「おれがはじめて生んだ、まっさらな音」)

指定されたとおりの場所を押さえて弾くと、ちゃんとブルースに聞こえてるではないか。(花村萬月「フランソワ」)

そのときの僕は、自信過剰で感傷的な、チェロ専攻の高校二年生だった。(藤谷治「再会」)

Peacemaker(ピースメーカー)」小路幸也
シャンディは、おやすみを言わない」伊藤たかみ
おれがはじめて生んだ、まっさらな音」楡井亜木子
アルゴー号の勇者たち~短い叙事詩~」芦原すなお
再会」藤谷治
フランソワ」花村萬月

図書館182冊目。
藤谷治さんの『船に乗れ! 』の続編というか、スピンオフの作品が載っていると言うことを聞いて借りた本。
最初の小路幸也さんの「Peacemaker」は『Over the Wind 』の「Peacemakerサウンド・オブ・サイレント」と同じ良平とケンちゃんの活躍が楽しかった。
花村萬月さんはやっぱりエロかったが爽やかだったので良かった。
あとのも青春と恋と音楽って感じで楽しめた。
やっぱり藤谷治の「再会」が一番かな、成よりサトシにいい嫁さんが来たのが嬉しい。
それぞれ短いので気軽に読めた。」