子宮頸がんとあたし | 子宮頸がんとあたし

子宮頸がんとあたし

35歳2児の母。子どもは3人ほしかった・・。

      2012年7月 市民検診で子宮頸がん発覚
      2012年8月 円錐切除術のため入院
      2012年10月 広汎子宮全摘出術のため入院
      現在、経過観察中です

この4ヶ月・・あっという間ですごく長い日々でした。


最初の検診で引っかかって、子宮がんかもって言われたときは・・

子宮がんて何なのかを調べました。


原因が性交渉で男性から移ると分かったあとは・・

いったいいつ誰から移ったのか?
そればかり気になってました。


母子手帳を見返し、4年前にHPV検査を受けていて陰性になってるのに???

と・・・。

とにかく癌になるなんて考えたこともなかったので焦りました。



そして再検査のあと転院し、また再検査。

子宮頸がんだと告知され、円錐切除を受けることになったあとは・・

ネットで調べまくる毎日。
日産婦誌の記事ばかり読んでました。


たぶんⅠa-1期だろうと言われてたのに・・
円錐切除を受けたあとⅠb-1期と言われ、その上、腺癌が混じってると言われてからは・・・


精神的に一番ツライ時期でもありました。


ネットで調べるとあちこちに「予後が悪い」の文字・・・。



料理・洗濯・通勤途中・・・

ひとりの時はなぜか涙が出てきて、あたしはなんで泣いてしまうのかを自問自答。


死への恐怖と戦っていました。




子どもを寝かせてる時に涙が止まらなくなったときには、


「ママどうしたの?」

「ママが泣くの初めて・・」


と2人の息子たちの心配そうな顔・・
ごめんね。

本当にごめん。。



地蔵盆で近くの神社のお参りに行ったときは、

「ママが死にませんようにってお願いしたから、死ねへんよな?」


と言われて、もう子どもには心配かけない&泣かないと誓いました。



あたしには子どもが一番の支えでした。


小学校へ入学する姿も見てないのに・・

まだ死ねない!と思って、ただただ前向きに考えようとしてました。



そうしてやっと迎えた広汎子宮全摘手術。


手術後は、初めて旦那の前でボロボロ泣きました。


「子宮返してもらってきてよー」


あのときの気持ちは、あとから考えても自分でもよく分かりません。



あたしの旦那さまは、家事も育児も全くといっていいくらい何もしてくれません・・。


でも、手術の次の日は、
寝たきりで吐いてばかりで、八つ当たりばかりするあたしに、お粥を食べさせてくれました。


本当に感謝です。




そして、昨日・・

全摘となった子宮などの病理結果を受け、追加治療なしの言葉。



それは本当に嬉しい結果ではありました。


ですが、昨日のあたしは結果が出る前と何も変わっておらず

今度は再発について調べていました。


良い結果が出たら終わりだと思ってましたが、


今後5年間は少し不調を感じるだけで再発に怯えることになるのだと・・・
実感しました。


あたしは、広汎子宮全摘手術を受けたのが
10/5だったので、

毎月5日をあたしだけの「がんの日」と認定しました。


この日は生活習慣を見直し、癌に効くと言われるものを食べ、今の気持ちと周りの人に支えられたことを思い出す日としようと思います。





最後に・・・

少しでも、あたしと同じ気持ちを味わう人がいなくなること・・・


本当に心から願っています。





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