全国中学校駅伝こぼれ話 | 計測工房社長・藤井拓也のブログ

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マラソン大会などのスポーツイベントのタイム計測のプロフェッショナル、株式会社 計測工房の社長である藤井拓也のブログ。

全国中学校駅伝でのこぼれ話を1つ。

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トライアスロンのスタンダードディスタンス(51.5km)における
日本の女子のエースと言えば写真の上田藍 選手です。
(2008年北京、2012年ロンドンと2大会連続でオリンピック出場。
今年2014年はアジア大会で金メダル)

(上記写真は今年2014年6月に弊社で計測させていただいた
JTUスーパースプリント選手権で上田選手が優勝した時のもの)

さて、一昨日に計測させていただいた全国中学校駅伝 の大会
プログラムを見ていたところ、歴代の区間賞獲得者の一覧の
ページがありました。ちょっと眺めていたら・・・、


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なんと上田藍選手の名前を発見しました。
1998年に開催された第6回全国中学校駅伝の第3区(2km)で
6分48秒の区間賞を獲得されていたのですね。
ちなみに上田選手の学校、京都の加茂川中学はこの年の
レースで3位入賞しています。


後からよくよく上田選手の公式サイトのプロフィールを見ていたら
上記の事も書かれていましたが、私は今回の大会プログラムを
見るまで全く存じ上げませんでした。

トライアスロンの3種目(スイム、バイク、ラン)の中でランを最も
得意とする上田選手の原点を発見した気分でした。

それにしても、現代の世界のトップのスタンダードディスタンスは、
スイムとバイクを先頭集団でしのいで、最後のランで勝敗を決する
という黄金パターンが確立されています。最後のラン(10km)を男子
なら29分台、女子なら33分台で走らないと世界では勝てません。
いかにランの重要性が高いか、ですね。(前提としてスイム、バイク
を先頭集団についていく必要を満たしたうえで、ですが)