計測工房は4月決算ですが、本日の計測
大会をもって計測工房の第17期(2023年
5月~2024年4月)の仕事も全て終了しま
した。
コロナ禍によって、4年連続で赤字決算を
余儀なくされてきましたが、今期は5年ぶり
に黒字決算できることになりました。
今週末(2024年4月27日)の
計測工房は1大会です。
4/27(土)
(長野県) 高橋
昨年(2023年)の軽井沢トレイルラン
ニングレースより。
4月最後の計測大会となりますが、計測工房
は4月決算なので、今期(第17期)の最後
の計測大会ともなります。
一昨日は和歌山県の那智勝浦町において、
第24回奥熊野いだ天ウルトラマラソン が
開催され、計測工房でタイム計測を担当
させていただき、私・藤井が計測ディレクター
を務めさせていただきました。
「神に見送られ仏に迎えられるウルトラマラ
ソン」をがキャッチフレーズです。
世界遺産の那智の滝(熊野那智大社の御神体)
をスタートし、同じく世界遺産である補陀洛
山寺(ふだらくさんじ)にフィニッシュする
100kmウルトラマラソンです。
神社をスタートし、お寺にフィニッシュするこ
とから「神に見送られ仏に迎えられる」と呼称
されています。
コースはトレランのような高低差のあるタフ
な100kmで、熊野の山岳地帯を走ります。
スタート地点は那智の滝。
スタート前、那智の滝の入口にタイム計測
用アンテナマットを設置し、出走チェックを
おこないました。
出走チェック風景。
なお、今大会では参加者の皆さんのゼッケンに
装着されたICチップにて計測をおこないました。
100km部門は朝5時スタート。
ご覧のように本当に那智の滝の目の前から
スタートします。唯一無二、ここにしかない
オンリーワンのロケーションです。
なお、65km部門と80km部門のスタート地点
は離れた別の場所になるため、参加者の
皆さんはバスで輸送されますが、それらの
参加者の皆さんもスタート前に必ず那智の
滝で完走祈願をおこないます。
スタート後のレース風景。
途中2ヵ所を計測。
こちらはエイド18番折り返し地点です。
(大会前日の設営風景)
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置してあります。
こちらは、エイド27番井鹿会館です。
(計測工房スタッフF氏撮影)
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置してあります。
エイド27番を通過するランナー。
(計測工房スタッフF氏撮影)
今大会では100kmのコース中に32ヶ所もの
エイドが設置され、各種ドリンクから地元の
食材までふんだんな飲食物の提供があります。
エイドには、「次のエイドまであと○○km」、
「次のトイレまであと○○km」などの丁寧
な案内も書かれています。
参加者の皆さんからの感想でも「エイドでの
充実したおもてなしが素晴らしい」という
絶賛の声がたくさんあります。
フィニッシュ地点は補陀洛山寺(ふだらく
さんじ)。
地面にはタイム計測用アンテナマットが
設置されています。
補陀洛山寺(ふだらくさんじ)。
建立は4世紀(仁徳天皇の治世)という
由緒あるお寺。
フィニッシュ地点にコンテナハウスが設置
され、そこが私の仕事場の記録室です。
ここでスタート人数、途中通過情報、フィ
ニッシュ集計などおこないます。
途中リタイア情報も随時入り、人数管理
データをまとめます。計測工房が培って
きたトレランのノウハウも取り入れています。
フィニッシュの手前200mほどのところにも
タイム計測用アンテナマットあり。
ここを通過した選手のゼッケンと氏名が本部
テント内のモニターに表示され、MCさん
がフィニッシュする選手の名前を1人1人
アナウンスしてくれます。
フィニッシュ!
フィニッシュテープを持っている女性たちは
いにしえより伝わる「熊野詣で」の平安装束
に身を扮しています。
フィニッシュテープは優勝者だけではなく、
全完走者に張ってくれます。
木札は毎年異なる言葉が添えられ、2024年は
「歓(かん)」。
された完走証が発行されますが、スタッフが
選手のもとへすぐに手渡しに来てくれます。
なお、完走証が雨や汗などでグシャグシャに
ならないように、1枚1枚クリアフォルダーに
挟んで手渡されています。
の皆さんは気付かれたでしょうか。
相当する累積ポイントを溜めることにより、
「奥熊野韋駄天(いだてん)」の称号が
授与されます。「奥熊野韋駄天」になると
ゼッケンが数字ではなく「名前ゼッケン」
になる名誉が与えられます。
参加者に配布される大会プログラム
「参加者顔ぶれ」には全参加者のコメント
が掲載されています。
この大会はすべてにおいて手作りにこだわり、
参加者へのおもてなし、ホスピタリティが溢れ
る素晴らしい大会です。
大会は24回を数え、今や全国から500名以上
のエントリーがありますが、10回大会までは
100名以下という小さなウルトラマラソン
だったそうです。
計測工房のハイエースは一目でそれとわかる
デザインですが、クライアントさんや関係者
にも知られているので、移動中に目撃される
こともしばしばあります。
「高速道路で走っているのを見かけた」
「パーキングエリアに停まっているのを見た」
とか言われることが割とあります。
本日は全くの偶然で、奥熊野いだ天ウルトラ
マラソン(和歌山県)からの帰り道に静岡県内
のパーキングエリアに立ち寄ったら、そこに
もう1台の計測工房ハイエースが停まっていま
した。KOBE TRAIL(兵庫県)からの帰り道
の弊社メンバーでした。
完全な別行程で、お互い全く連絡も取らない
状況だったのにも関わらず、偶然にも同じ時間
に同じパーキングエリアに入ったのでした。
(冒頭写真)
和歌山県の那智勝浦町に入っています。
奥熊野いだ天ウルトラマラソン の前日準備
でした。
計測機材の設営風景。
計測機材の設営風景。
世界遺産の那智の滝をスタートし、同じく
世界遺産の補陀洛山寺にフィニッシュする
100kmマラソンです。
スタート地点の那智の滝は熊野那智大社の
御神体なので神、そしてフィニッシュの
補陀洛山寺が寺。すなわち、神に見送られ
仏に迎えられるウルトラマラソンです。
今週末(2024年4月20-21日)の
計測工房は3大会です。
4/20-21(土-日)
(兵庫県) 二見
4/21(日)
(和歌山県) 藤井
4/21(日)
(茨城県) 高橋 ※サポートのみ
昨年(2023年)の奥熊野いだ天ウルトラ
マラソンより。
那智の滝をスタート地点とし、「神に見送
られ、仏に迎えられるウルトラマラソン」
の呼称を持つ唯一無二の100kmマラソンです。