昨日(2014年12月14日)は、山口県山口市の山口県セミナーパークを
会場として、第22回全国中学校駅伝 が開催されました。
各都道府県予選を勝ち抜いた全国の強豪校が集い、2014年の中学
日本一を決める駅伝です。
この大会のタイム計測はダッツインターナショナル株式会社 さんとの
コラボレーション業務で計測工房が担当させていただき、私・藤井が
計測ディレクターを務めさせていただきました。
スタート地点です。この駅伝はスタート、フィニッシュは陸上競技場
ですが、コースはクロスカントリーコースです。
駅伝中継所です。グリーンのマットの下にタイム計測用アンテナマット
が設置してあります。
フィニッシュ地点です。グリーンのマットの下にタイム計測用アンテナ
マットが設置してあります。
私の知る限り、駅伝大会で写真判定システムを導入しているのは
この大会だけ。
2012年には男子の1位と2位が同タイムで写真判定になりましたが、
1区間の距離が短いため差がつかず、写真判定が必要なほど接戦
になることもあります。
召集所です。選手の皆さんのナンバーカード(ゼッケン)に装着された
ICチップをここで計測してチェックします。
女子のレース風景。女子は5区間12km。
女子の中継所風景。
女子は初出場である京都府代表の京都市立桂中学が見事に優勝。
2区(2km)に今季800m中学ランク3位のスピードランナー塩見綾乃選手
を起用したのが奏功し、塩見選手は4位から1位に躍り出て(区間賞も
獲得)、以後の選手が1位をキープしての優勝でした。
男子のレース風景。男子は6区間18km。
男子は2回目の出場となる栃木県代表の那須塩原市立市三島中学が
初優勝。(写真の黄色いユニフォーム。計測工房スタッフK氏撮影)
三島中は今年の全国中学陸上1500m、3000mで2冠のスーパーエース
大谷陽選手を擁しましたが、その大谷選手を3区(3km)に起用。
女子の桂中学と似た展開ですが、大谷選手で10位から1位まで一気に
躍り出て(大谷選手は3区で8分59秒の区間新を樹立)、以後の選手が
1位をキープしての優勝でした。
実は三島中とはご縁もありまして、個人的にも感慨深い優勝でした。
私が計測オペレーションをおこなったコンテナハウス内です。
This is timing man. We are professional timing man.
Born this way. This is an everlasting journey.
今回も一期一会の貴重な仕事の機会を頂戴したことに感謝です!
この現場が次の現場に繋がりますように。