最近、詭弁についての本を読んでいます。
それによると、藁人形攻撃というものがあるらしい。
故意に相手の主張を歪曲した場合に限らず、
意図的でなくとも、不注意から相手の発言を誤解し、
それに対して抗議をする。
聞いた、ある概念を広く適用するか、狭く適用するかは、
その時々の目的によって異なりますが。
どうして不注意になるのか。
どうして曲解するのか。
言いがかり・・つけたくなるのか。
AとBが違う主張をしている場合、相手の主張に
おかしなことがあるから反論してしまう
なんてのは正当な行為と思う。
自分が正しいと思うと、相手は間違っているので、
それを正そうとします。(・・・ご親切に)
詭弁となると、反論するつもりで相手の主張を聞く。
ということになるのであ~る。
「コイツは気に入らない。困らせてやろう」となる。
議論において、相手の意見を誤解してしまうのは
大抵これが原因なのですね。
その悪意の程度は意図的な歪曲と、
いささかも変わることがない。となる。
意図的でないのであれば、それだけ読解力が
薄弱ということになり、どうしようもない。
言いがかり・・・というよりも~
ほんとに、どうしようもない。
手も出せない、足も出ない。
また「滑りやすい坂の議論」というものもある。
これも、なんともね~。
なのだけれど・・・実際は、よくある。
これは相手の主張を「誤解だから正そう」と
でもするかのように、最初の一歩を踏み出すと、
いつの間にか逃れようのない厄介な帰結の
連鎖に巻き込まれて、そのうちに何か破滅的な
結末に向かって加速をつけながら、
まっしぐらに突き進む破目に陥るとなる。
言いがかりで発言しているのに
善意に受け取ってしまうわけ。
注目してほしい。
相手をしてほしい。
のでしょうか。
こういうのに掛かると、
イライラするし。
ですから、最初の一歩を踏み出してはならない~
となりますね。
対処法としては、、ふむ、あなたは、
そのように考えるのですね。。
どうぞ、ご自由に。
何を主張するのも、誰でも自由です。。
と、抵抗しない、ことね。
まあ。。拡大解釈・・? または、極論で言い換える。
なんてのも、厄介なものですね。。
「ウソつきは、ドロボウの始まり」なんて
平気で言ってるけど、じっさい極論でしょ?
関係あるような、ないような、
風が吹けば桶屋が儲かる方式の、言いがかり~
(特に、こういうのはネットで活発に起きる・・ような)