部下がミスをすると、
つい怒りたくなるという人が居まして
本人的にも、怒らないでいられたら、
ストレスにならないというのは
理論的にわかっている。
でも、まあ・・・
怒ることで、現状が変わる
と思い込んでいたわけですね。
怒らなければ、本気が相手に
伝わらないのではないか、と。
そこで、事実だけを認識してみたら
どうでしょう。と勧めました。
そこに評価や感情による判断を、
いっさい排除する。
のようなもの。
起きたことを、起きたまま認識。
「こういうことが、起きている」
こんなことで大丈夫なの?
そのときは、そんなもんでしょう。
ところが。
まあ。劇的に変化しましたね～
本人にとって、今までのやり方は、
本当に苦痛だ。というトコロまで、
行っていたので、決断できたみたい。
怒るという方法を使わなかったら・・・
自分も変わったし、
相手側も変わったし
環境が、またガラリと変化したそうです。
怒られると、誰でも萎縮します。
怒られないようにしようと緊張します。
だから、決まり切ったワクから、
はみだすこともない。
つまりは、死んだような状態。
だったようです、が。
怒られないのを知った相手は
緊張も溶けて～リラックス。
言動はイキイキとし始める。
いままで見せなかった能力も魅力も
発揮されていく。
ちょっとした「いままで通り」が変わると、
その先も変わるのですね。
つまり、予想外のことが始まる。