思いと現実はシンクロしている | 朱鷺の“人生七転び八起き”

朱鷺の“人生七転び八起き”

心と体の健康の情報を発信していきます。

むかし・・・「あるヨギの話」という
本を読みました。そこには
仙人のようなヨギたちが、出てきます。

読み続けて中盤くらいのトコロ・・・
そんなことであったら、どんなに
ステキかしらん~なんて思いながら
読んでいたら、

同じようにヨギが「ステキだな~」と
思ったらしい登場人物がおりまして、
そのヨギのリーダーに
自分を弟子にしてください。
と言ったかな。
ともかく仲間に入りたいと
若者が懇願します。

で、ヨギは、その崖から飛び降りたら、
仲間にしてあげる。と言います。

そりゃーもう。飛び降りたら、死にます。
その淵に立ったら、足が震えるほどの崖。
しかし、その若者は、そのまま、言われたまま
何も考える隙間もなく。飛び降ります。

この本の、内容はほとんど覚えていないのですが、
このシーンだけが強く気になりました。

その後すぐに、私が師と仰いでいた人に対して、
陰口をいう人がいまして。
その言動に、ちょっと心が揺れました。
このまま信じていいんだろうか? と。

そのとき、ヨギの言葉に迷うことなく
崖から飛び降りた、この若者の姿を
思い出しました。

「あっ、このことなのだ」と分かりました。
なぜ、あの場面が強く気になったのかも。

なにか不満とか不安とかが、あるんですね。
でも表面化していない。
そんなとき、自分の中にある思いを、
見せてくれる人に出会う。のだ。

その陰口に乗りたかった自分が・・・
いたのですね。

これが、その人の問題と考えていたら、
自分の事実には出会えない~。

本も単発で読んでいたら、それだけのこと。
「へー、ふぅーん。そうなんだ」で終わり。

そこで、師への疑いを一掃させました。
よし、崖から飛び降りてもいい。と。

まっ。こんなふうに「内と外が同じ」ことが起きる。
そのとき「注意深く観なさい」ということで。
あるものと、あるものは、シンクロして
現象化しています。