「生きる」は、常に新しい | 朱鷺の“人生七転び八起き”

朱鷺の“人生七転び八起き”

心と体の健康の情報を発信していきます。

新しいと見たものも、結局は、
過去の筋立てでしかない。
ということが、常に起きていることに気づくと、
過去が終わって本当の新たなものが始まる
・・・んじゃないかな。

たいていは「変化のない日常生活」があって、
何かそこからの飛躍を求めさせるものが起きる。
変化を促すような困窮が起きる。
それが「冒険への誘い」ですね。

しかし「冒険の拒否」も、同時にある。
とうぜん、みな困難があっても
平安な日常への回帰が、意識的には
求めるものなのね。

先駆者とか「賢者との出会い」がありまして、
「戸口を通過」する。

そこには「試練」があり「仲間」との出会い。
励まし、励まされ。勇気の後押し。
やがて「敵」と対面します。
恐怖との直面ですね。

そこが、行くか戻るか逃げるか・・・の
「最大の試練」となり。
乗り越えた人には「報酬」がある。

報酬と言う成長した形で、日常に戻る。
ここが大事ね。日常に戻る。
けれど過去を繰り返す以前と同じ日常ではない~と。

そこに上手くはまっている「物語」が
伝説のように神話のように、
普遍のものとして伝わる。
こういう筋立てが、人はみな好きなのね。

無意識のところで、恐怖に打ち勝つことが
出来る。と知っている。
大人への階段。
という形でも起きている。ね。

そんな日常的に、ちいさな冒険なら
誰でもしているし。
小さな試練を乗り越え乗り越え・・・。
逃げた人は、また、逃げる。と繰り返す。

恐怖・困難から乗り越える方法を
方程式にすることは出来ない。
それぞれに状況など、同じことは
ひとつもない、からですね。

もし「こうすべき」を創ってしまったら、
それからはみ出るところを切り捨てる。
方程式にしばられる・・・となりまして。
そうなってしまったら、本末転倒でしょう。

そもそも困難を乗り越えること自体には、
あまり意味がないわけで。

火事が起きた。
ここから、さまざまな行動があります。
火事を通報する。それだけで、自身は
何もしないで逃げて待つ。
これも、解決ではあります。

火が小さいと見たら、消火をする。
バケツにするか。消火器にするか。
自分だけで消火するか。人を呼ぶか。

瞬時・瞬時の変化があり、
判断・悩み・決断
瞬時・瞬時の行動を起こす。

その瞬間に、どう対処するか。
それには、方程式がないんですね。
当たり前のことですけど。

体験しないことに対して
適切な対応をするには~
それまで養った資質。