「この人は、こういう人」
と、私たちは決めています。
でも・・・しかし・・・
ある人を見れば。
ある部分では誰かの上司・部下であり、
ある部分で家族を抱えている父であり、
息子であり、地域での役割を持ち、
そして基本は、ただの人。
自分にとって自分は変わらないけど、
場によって相手次第で、変わる。
ある環境で求められる要求
が変わるからですね。
ある場のルールは、他の場では通用しない。
郷に入れば、郷に入るわけです。
そういうのを、意識もせず当然のように
ストレスなくチェンジして、生活がある。
そのとき、そのときで、演じている。
そんなこんなで、あのときと、この場所で
矛盾があり、葛藤がおきる。
もともと・・・この現象世界は、
人の心の中にある
仮想・幻想・妄想で作られている
世界なんですからね。
これが正しいとか、これが絶対ということが、
始めっから~ない。
ルールなし。自分勝手。
では、相手の勝手と衝突する。
そこでみな、何かしら、秩序が欲しい。
となるのでしょう。
何が秩序の中心になるか。
人の不幸は、自分の不幸。
社会の不安は、自分の不安。となりまして。
人を幸福にすると、自分も幸福になる・・
たがいに、相手の協力者となるのね。
ありのまま・そのまま。
というのはそういう流れ
場の要求のままに動ける
素直さ・精神性の高さ。
つまり事実上、
個人の考え・想いのことではない。
を、理解しているか。
ソコが大事~ではないのかな。