責任の所在は誰にある? | 朱鷺の“人生七転び八起き”

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「誰の責任か?」と、言う事態。がある。

何かあれば、自業自得なのよ! となったりして

種をまいたら、芽が出る、花が咲く。

その実は、善きにつけ悪しきにつけ

アンタが撒いたタネじゃん~となる。が。


自業自得・・・とは本来、何もかもが100%
自分によって引き起こされるという自覚。

99%ではなく、「100%自分の問題」ということは、
同僚がミスをして一緒に叱られても、
見ず知らずの人に突然言いがかりを付けられても、
地球の裏側で何かの悲惨な事件が起きても、
0.1%も例外なく、それは誰かのせいではなく
「自分」の問題ということになる。

自分が見たり聞いたり、目の前で起こった
あらゆる問題は、全て自分自身の問題であって、
例外はないということなのです。

確かに、故意であれ過失であれ
自分がやった事に対しては、
「自分の問題」と簡単に受け止められるが
自分以外の人がやった事に対しても
「あなたの問題です」と言われれば、
普通の人は納得が出来ないだろう。

自業自得は「何があっても自分が悪い」と
受け止めるということではないのですね。
それではむしろ自分を責めることで、
新たな業を生んでしまいます。

そうではなくて、
「そのように思ってしまうことにこそ、
そこに自分の問題が示されている」
ということを言いたいのです。

ものの見方や捉え方で現れる100%は、
それを受ける側の主観でしかない。

自分の目の前に現れた事象は、

その事象そのものだけでは意味を持たず、

それを見て受け止めている本人の心が
反応しているに過ぎない、ということ。

そしてその反応は、本人の過去の記憶、業・カルマが
影響を与え、感情を引き出している。
あなたの目や耳などの五官を通して何かの出来事を
認識した時、あなたの心の中でどのような反応をしたのか、
というところに「自分の問題」が示されている。

「問題」とはつまり、自分の課題であったり、
自分の役割の方向性を指し示すものであったり、
今の自分にとって必要な“何か”を自分に教えてくれる、
「本当の自分」からの「メッセージ」ということです。

魂が自分の進化のために設定した課題を学ぶために、
最も相応しい環境を現象化しているのだと。
どんな事があっても何もかも自分が責任を背負い、
「自分がやればいい」と思うことだけが答えではない。

「それ」をどう、とらえるか。
そこの責任なのです。


と・・・あらためて確認してみました。