三月・・・
卒業の季節です、ねぇ。
まぁ、それとは別に、
別れ
ということについて考えてみた。
人や場所とサヨウナラする。
いい思い出も、辛い思い出も
様々に、あるわけですが。
思いを残して去る。
というとき。
なぜか、だんだんと
その人やその場所に対して
ネガティブな思いに襲われる。
ということも、あるように思います。
去るのが辛い。
その辛さが、対象を求めるのでしょうか。
だんだんと、憎しみや嫌悪の感情が
沸き起こり始める・
まるで、自分はその人によって
苦しめられていたと感じたり
その場所に、犠牲になっていた
と感じてきたり・・・するのですね。
そして。
良かったことより、いやだったこと
の方が、おおきくなっていって
良かったことなんて、なかったように
重~い気分になる。
落ち込む。
それほどまでに、去るのが辛い
・・・ということでも、ありますね。
だから、その人・その場所を
否定しないでは、いられない。となる。
そんなふうにして、
まったく違う物語が、作られる。
モノ・コトは、一方的に起きるものではない。
もし、マイナスがあるとしたら、
対象になるものだけが、マイナスである
はずがないんですね。
その、マイナス感情は、どこから来たのか。
冷静に、事実に向き合う。
そうすると、暗雲のように立ち込めた霧が晴れる。
そして・・・
やっと、本当の「卒業」を迎えます。