(2014.3.13)こいぬがうまれるよ 3年生 | 切り絵 な 日々

切り絵 な 日々

自分の事 何かしなくちゃ! という 焦り から、好きな 切り絵 を再開。
作品 出来たら、アップします。 日々の生活の愚痴も書きます。

ペタ、コメント 励みになるので、気軽にお願いします。

今日は中学の卒業式。
娘2号は参列者です。

この学年、小学校の時も中学校の時も修学旅行やキャンプの時は必ず雨。台風で延期もあった。
極めつけは、高校受験の日は、大雪でした。
そして、今日もやっぱり雨でした。
でも、穏やかで温かな春を感じさせる雨です。
別れを惜しむ、涙雨かな。


私は、今年度最後の小学校でのおはなし会でした。25回目です。
中3のお子さんが居る方がお休みなので、メンバー総動員です。
司書の先生も、終わって直ぐに中学校へ行かれました。
(司書の先生は、小中掛け持ちです。)


担任の先生はお休み。
お子さんの卒業式かな?
でも、とてもやり易い3年生のクラスでした。

●「こいぬがうまれるよ」ジョアンナ・コール/文 ジェローム・ウェクスラー/写真 つぼいいくみ/訳
こいぬがうまれるよ (かがくのほん)/ジョアンナ・コール

¥945
Amazon.co.jp

白黒写真の古い絵本ですが、子ども達の食いつきがすごく良かったです。
お腹の大きなお母さんから始まって、赤ちゃんが生まれるところ。へその緒で繋がっているところ。おっぱいを吸うところ。まだ目も耳も閉じている赤ちゃん、ちょっとづつ大きくなって、歩いて、食べて、遊んでいる姿。
興味深々で、絵本を見つめていました。

4月からは4年生。
1/2成人式がある学年だから、自分の赤ちゃんの時の事を勉強するよ。


●「ほげちゃん」やぎたみこ/作
ほげちゃん/やぎ たみこ

¥1,050
Amazon.co.jp

反応の良いクラスだったので、盛り上がりました。
ほげちゃんってすごいですね。
たぶん、お行儀の良い皆もほげちゃんと一緒に、暴れ回ってくれた事でしょう。
現実世界では、ほげちゃんみたいに暴れたら「うちの子狂った」と思われてしまいますものね。
一緒に声を出してくれて、読んでいる私も助かりました。


●「パパのカノジョは」ジャニス・レヴィ/作 クリス・モンロー/絵 もん/訳
パパのカノジョは (海外秀作絵本シリーズ)/ジャニス レヴィ

¥1,365
Amazon.co.jp

2冊読んだ後、2分ぐらいしか残っていなかったのですが、先生に
「もう1冊読んでいいですか?5分くらいかかるんですが・・」
と聞くと、子ども達から「もう1冊!」という声が上がったので、先生も許してくれました。

以前、私はこの本は高学年で読んだ方がいいのかなと思っていましたが、今回3年生で読んで、素直な反応をしてくれる中学年の方が良いかもしれないと思いました。(「小学校のおはなし会(2013.2.14)」

さて、表紙を見せると・・・
「パパのカノジョって・・◯◯先生かな?」
え、え、えーーどういう事?

前半のカノジョの説明を読むと、「えー変な人」「何にも興味がないじゃん」という反応。
「スカートなのにスニーカーをはいて、そのうえ野球帽をうしろまえにかぶったりして、」の頁では、それまで黙っていた女の子達まで「えーーー、カッコ悪」と声が出ました。
わ、わ、私もスカートにスニーカーの時あります。スイマセン・・・・・
しかし、後半、カノジョの“あたし”に対する温かい対応に、子ども達は黙って絵本に集中してくれているのがわかりました。
こんな人に出会えるといいね。

『ほげちゃん』で弾けていた子ども達が静かに落ち着いて、おはなし会を終わる事が出来ました。
順番が良かったと思います。




さーて、今年度はお終い。
来年度もいろんなお話しを届けたいな。