4年生です。
●「人食いとらのおんがえし」松谷みよ子/文 長野ヒデ子/絵
人食いとらのおんがえし (朝鮮の民話絵本シリーズ)/松谷 みよ子
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やはり昔話は、読み聞かせにいいですね。と、また思ってしまいました。
子ども達が真剣に聞いてくれるのです。
定番の恩返し物です。
命を助けた人食いとらが、命を賭けて恩返しをしてくれる激しいお話です。
そこまでしちゃう
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でも、お話はたんたんと進み、
「わかものは とらを だいて、ないた。
千金の ほうびを もらっても、
わかものの こころは おもかったという。」
と、静かに終わります。
●「パパのカノジョは」ジャニス・レヴィ/作 クリス・モンロー/絵 もん/訳
パパのカノジョは (海外秀作絵本シリーズ)/ジャニス レヴィ
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1冊目と違って、パパのカノジョを題材にしてしまう辺りは、新しいタイプの絵本かもしれません。
でも、この本 いいのです。お勧めです。
ずっと、高学年向きかなと思っていたのですが、勉強会で読んだ時に「3年生ぐらいの方が、素直に受け止められていいんじゃない。」とアドバイスを頂いたので、今回4年生で読んでみました。
読む前に、一言添えました。
「パパのカノジョの話しですが、皆がどこかでこんな大人に巡り会えたらいいな。こんな友達に出会えたらいいな。と、思って読みます。」
意外に、皆が笑顔で聞いてくれていたので、良かったなと思いました。
主人公が女の子なので、頷いたり、クスッとしたり、女の子の方が共感出来るんだなと、感じました。
その逆に、「パパのカノジョは、お母さんなのになあ?」なんて思っている男の子、いたりして・・・
すごく静かに良く聞いてくれるクラスでした。
テーマ無し。つながりの無い2冊でしたが、
昔話と新しい作品、バランスは良いかなと思います。
2冊で、ピッタリ15分。
時間的にも、良い選択でした。