放射線医のセカオピ + 抗癌剤投与 | ☆妻の子宮体がん日記+その後のこと☆

☆妻の子宮体がん日記+その後のこと☆

子宮体癌(低分化類内膜腺癌 G3)ステージ4b、遠隔転移あり。
3年間の闘病の末、2016年7月、妻は永眠しました。
闘病と治療の経過、死別と立ち直りについて綴って行きます。

しばらく闘病記を書いていませんでしたが、
もちろんその間もわりと忙しく動いていました。


前回のPET-CTで骨転移・腹膜転移が増悪傾向となり
抗癌剤がウィークリーTCからドキソルビシン単剤に
変更になった訳ですが、それに加えて
腰椎L4骨転移部分への放射線治療も
検討していくことになりました。

問題はピンポイントで骨転移部分に照射する施設が
地元にはなくて、ちょと遠い大都市で照射するしか
選択肢がないことでした。
もちろん医療保険は使えません。(;´д`)トホホ…


・・・そして、設備や医師の経歴、患者の評判など
調べまくってようやく病院と医師を決めました。
有名なSLという病院です。少し遠いのが難点。


★11月16日(月) 放射線医のセカオピ

放射線医のC医師は腫瘍内科医でもあります。
PET-CT検査結果やマーカーの推移などを見せて
放射線治療の可否を聞きました。

結果、腰椎L4部分は早急に治療したほうが良いとなり
放射線治療が決定。ただし、それ以外の部分にも増悪が
みられることから、他の部分にも照射したほうが良いとの判斷。

これで放射線治療が決定。
あとはスケジュールを調整することに。


 - - -


セカオピに満足して帰宅した私たち。
ああ良かった良かった。これで治療できる。

と・・・安心したのもつかの間、
ここである重大なことに気付きました。


新しい抗癌剤、ドキソルビシン単剤は
2クール終えた後、PET-CTをやって
評価することになっていました

抗癌剤が効いている場合は続行。
効いていない場合は他の薬剤に変更。

ところで、抗癌剤はその時点で
まだ1クール目が終わったばかりなので
ここで放射線治療を入れてしまうと
抗癌剤の評価ができなくなるんです。


焦りまくった僕たちは
まずは主治医であるE医師に電話して相談。
そしてセカオピのC医師に相談。
それを何度か繰り返して、
結局は抗癌剤2クール目とPET-CTをやった後
しばらく時間を置いて来年早々に
放射線治療をすることに。


本音を言うと、年内には
どうしてもやっておきたかったんだけど
クリスマス~年末年始にかけては
医師たちが一斉に休暇を取るので
治療なんかできないんです。
こういうとこホント不便です。(TдT)


 - - -


★11月23日(月) E医師の診察

まずは、翌日の抗癌剤投与の可否を
E医師に判断してもらいます。

前日の血液検査、結果はこの通り……
      ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
 ● 血液検査結果(11/23)

赤血球 3.03 (3.80-6.00/ul)
ヘモグロビン 10.60 (10.9-17.5g/dl)

白血球 2470 (4000-10000/ul)
好中球 53% / 1309 (1800-7200/ul)
血小板 186000 (150000-400000/ul)

ひでぶっ!!!Σ(゚д゚;)
はっ、白血球が・・・マズイ_| ̄|○

1回目の投与後にグラン注射を打った
にもかかわらずこの数値。
今回はさすがに投与延期だろうなー
と半ば諦めていました。

ところが、
E医師はGOサインを出してくれました!

たぶん、今後のスケジュールのことを考えて
多少無理矢理でも投与OKにしてくれたんでしょう。
(それとも旅行のお土産が効いたのかも… ^^;)

でもまぁ深く考えてもしょうがないので
結果オーライです。


あとは、放射線治療についての確認や
PET-CT検査のオーダー
今後のスケジュールなどについて
話し合いました。


★11月24日(火) 抗癌剤投与

抗癌剤 (ドキソルビシン単剤2クール目 + ゾメタ)投与

今日で投与4日目ですが
今のところ副作用は1クール目よりは軽い感じ。
この調子で軽く終わって欲しいです。



【今後の予定】

以上を踏まえて、
今後の予定は下記の通り。( ´ー`)フゥー...

12月10日頃  PET-CT検査

12月16日  E医師の診察

12月22日  放射線治療のためのCT検査

来年1月第2週  放射線治療(5日間)