カタナのスプロケットカバー製作(その4:仕上げ加工編) | thAshの雑種な日記

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主な登場人犬/ thAsh: ここの管理人、適当で不真面目で皮肉屋。 天然1号: 妻、平成サザエさん伝説の女、令和も伝説継続中!  フレディー: 長男 2011年5月追加。今の呼び名は2011/09/11の日記参照  天然2号: 愛犬、2015年1月4日没(享年19歳3ヶ月3日)。  

続いてベアリングのフランジ固定の穴を慎重に位置を決めて空けてみた。
が、ここで失敗。
なんと穴の位置がリブのすぐ横で、裏のナットがかからない。
なのでフランジはタッピングスクリューで固定することにした。
 
そして養生テープを外して、全体をペーパーでならす。
特に表面にはクリア層があるので、確実にこれを削り取らないといけないし、傷がある部分もならしていく。
そして全体がペーパーの傷だらけになった。
 
続いてはベアリング固定の逆側のネジのためのステー作成。
スプロケットカバーをくりぬいたアルミ板を切り出して、ヤスリで整えてシャフト穴の下に付け足すように作り、それをエポキシパテで固定した。
この時にベアリングのフランジに平面がちゃんと出るように、シャフト穴に棒を挿しベアリングも固定して固めた。

このパテは10分で硬化するので細かい造形は無理。
後からちょっと付け足しもして、これまたヤスリで整形。

そうそう、リブにつけてしまった穴にもエポキシパテをすり込んで、こちらもヤスリで仕上げ。
あとは塗装すれば目立たないかな。

それとベアリングの追加ステーはカバー取付ネジ穴の逃げを作ったので、併せてベアリングのフランジもヤスリで削って加工。
 
ふぅ。。
これで加工の作業はほぼ終了、次は磨きあげ。

ペーパーの番手を上げて、だんだんと細かいペーパーにして最後は1000番で磨くと、アルミは全体にボウッとした仕上がりになる。
ただ冬に外で水を使ったペーパーがけは結構辛い・暖冬でよかった?

最後にコンパウンドで磨くと表面はきれいになる。
ペーパーも2000番とかまで使って、さらに電動ドリルとパフを使えばメッキ並みに綺麗にはなるのだが、そこだけピカピカになってバランスが悪いので、手で磨いてある程度でやめておく。
まぁこの塩梅が難しいのだが、正直いえば適当。。
最後にクリアを吹くので、仕上がりはどうなるかわからないし。。
裏とかリブの部分はコンパウンドの磨きはしなかった、どうせ汚れるし。
 
次は塗装をするので、中性洗剤で徹底的に水洗い。
そして細かい隙間の水分を飛ばす意味もあって、ヒートガンで温めた後、表面をまた養生。
そして裏面にシルバーを吹く。

これはリブのパテ部分の塗装も兼ねるので、しっかり塗った。

乾かしてから養生テープを外し、塗装薄め液で表面の掃除と脱脂。
ちょっとはみ出たシルバーも綺麗に除去。

次に慎重にインスタントレタリングでシフトパターンを貼り付け。
そして最後にクリアを吹いた。

クリアは本当はガソリンに強いウレタン系がいいのだが、高いし面倒なので、今回はラッカー。
エンジンのクランクケースもラッカーのクリアで4,5年持ってるからね。
ただスプロケットカバーはキャブのガソリンを抜くときとかタンクをおろすときにガソリンがかかるので、塗りなおしになるかも。。
 
クリア塗装はけっこう厚塗りしたがちょっと失敗して垂れてしまった。
ただわかりにくいところだったのでそのまま~。
もう疲れたし・・

こうしてようやく製作作業は終了~。
いやぁ長かったなー。
(続く)